乗って走れるAndroidスマホ。『ARCHOS Citee Connect』をただの電動キックスケーターと思うなかれ

今となっては馴染み深い「Android OS」だが、その使い道はスマートフォンやタブレットだけではない。実はラップトップPCに車載システム、さらには小型モビリティへの組み込み用途も想定されたOSなのだ。フランスのモバイル機器メーカーのARCHOSが発表した電動キックスケーター『ARCHOS Citee Connect』も、そんな実例のひとつ。Android OSと乗り物とが融合したプロダクトである。

一見、ごくありふれたキックスケーターのように見える『ARCHOS Citee Connect』。250Wモーターと36Vバッテリーが内蔵され、電気の力を用いて時速25kmで18~22kmの移動が可能だという。回生システムを利用して走行距離を伸ばすこともできるし、普段の充電にはドッキングステーションを使用。と、ここまでのスペックには「なにを今さら」という印象を持たれるかもしれない。

しかしハンドル部分に目を向ければ、この電動キックスケーターの真価が見えてくる。そこにはタッチ操作が可能な5インチディスプレイを備えたダッシュボードが埋め込まれており、走行スピードや移動距離、バッテリー残量がリアルタイムで表示される。さらに3G(携帯通信ネットワーク)への接続機能によって、Androidスマートフォンとしての機能がすべて利用できるのだ。これによりアプリから施錠することや、友人間で車両をシェアすることが容易になるそう。

ARCHOSよれば『ARCHOS Citee Connect』は499.99ユーロ(約6万6000円)で2018年夏に発売予定とのこと。日本での販売については案内されていないが、国内の法規制などを考えれば、日本で本製品を目にできる可能性は限りなくゼロに近そうだが……。

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ARCHOS Citee Connect