キヤノン「Kiss」シリーズ初のミラーレス!エントリー向け『EOS Kiss M』が登場

キヤノンの「Kiss」と言えば、フィルム時代から続くエントリー向けのカメラシリーズ。そんな「Kiss」の名を冠した初のミラーレスカメラが登場する。

キヤノンは、ミラーレスカメラ『EOS Kiss M』を2018年3月下旬に発売すると発表した。ホワイトとブラックの2色のボディで展開される。直販価格は、ボディ単体が7万3500円(税別)、『EF-M15-45 IS STM』レンズキットが8万8500円(税別)、『EF-M18-150 IS STM』レンズキットが12万2500円(税別)、ダブルレンズキット10万4500円(税別)、ダブルズームキットが11万1500円(税別)だ。

ホワイトとブラックの2色展開。

これまでどおりエントリークラスの位置づけとなる『EOS Kiss M』だが、既存の『EOS M5』『EOS M6』『EOS M100』などと比べ、一部で上回るスペックを備える点がポイントだ。画像処理エンジンには最新の「DIGIC8」を搭載したことで、最高感度がISO25600に加え、拡張ISO51200も選べるように。そして4K動画記録にも対応する。連写速度はAF追従で毎秒約7.4コマ、AF固定で毎秒約10コマ。

撮像素子には有効2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載。こちらは既存のモデルと同じだが、画像処理エンジンが異なるため有効画素数が異なっているとのこと。

画像処理エンジンが刷新されたおかげで、「デュアルピクセルCMOS AF」の機能向上が図られているのもポイント。測距エリアがセンサー面の約80%、測距点が99点となっており、さらに使用するレンズによっては、測距エリアがさらに拡大、測距点も143点へ増加する。また、人物の顔を検出した状態で、瞳にフォーカスを合わせてくれる「瞳AF」を初搭載したのもトピックと言えるだろう。

EVFを搭載しているため外観は『EOS M5』に近しいが、こちらはダイヤルやボタン類が右手側にまとめられており、バリアングル液晶を備える点が異なる。本体サイズはW116.3×H88.1×D58.7mm。重量は、付属バッテリー、メモリーカード込みでブラックが約387g(ホワイトは約390g)だ。

そのほかの特徴としては、従来の「CR2」よりもデータサイズが小さいとされる新新RAWフォーマットの「CR3」に対応する点、Wi-Fi・NFC・Bluetoothの通信に対応する点、写真を自動的にスマートフォンへ転送してくれる機能を搭載する点などが挙げられる。

ビジュアル付きでわかりやすいモード切り替え機能。

……と、エントリー向けの位置づけながら、なかなか充実の機能を備えた『EOS Kiss M』。これからミラーレスを始める人にとっては選択肢の一つになりそうだ。

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EOS Kiss M(CANON)