27時間駆動、4K画質、軽量…どれを選ぶべき?ノートPC天下一武道会の幕が上がる!【吉田尚記の家電アナ観察記+】

ニッポン放送 吉田尚記の家電アナ観察記+(プラス)

放送業界一のアニメ・漫画通と言われているアナウンサー・吉田尚記のもう一つの好物、家電&デジタルガジェット。そのあくなき好奇心と嗜好に迫ったモキュメント(?)連載。

今月のZOOM! 観察ガジェット

軽量ボディと長時間稼働が魅力

LGエレクトロニクス
LG gram 13Z980-GR56J
想定価格:12万9630円

965gの軽量さと耐久性を備えたスリムデザイン、27時間連続駆動を誇る13.3インチノートPC。フルHDのIPS液晶パネル、第8世代インテル Core i5プロセッサーを搭載している。14.0インチ、15.6インチも展開。

HDRにも対応した4Kタッチパネル搭載

デル
New XPS 13(13-9370)
想定価格:19万4980円〜

デル製最新ノートPCの4Kタッチパネルモデル。第8世代インテル Core i5プロセッサーを搭載し、最大19時間46分駆動する。約1.21kg。800万ピクセルの4K解像度とわずか4mmのベゼル幅が魅力となっている。

ノートPCの常識が変わる27時間駆動の軽量ノート

ニッポン放送の家電好きアナウンサー・吉田尚記は、婚期を逃さない男である。どんなに忙しくても”嫁探し”に時間を割き、意中のガジェットと数多く結ばれてきた。そんな婚活マイスターが今最も注目しているのがノートパソコンだという。

「仕事での使用頻度が高いがゆえに、ノートPCはスマホ以上によく触るデバイス。ここ2〜3年は目立ったトピックがなかったけど、今年はノートに大きな動きがある年。注目はAndroidスマホに積んでいる「Snapdragon」を搭載したWindows PCの登場。

圧倒的な省電力性で、バッテリー駆動時間はなんと24時間! スマホのように常時電源オン、常時ネット接続を可能にする、まさに”Always Connected PC”の時代が来るんだ。また、今年は”USB Type-C”ポートを使った充電・給電の拡張規格”USB PD”が本格普及するであろう年。これによってノートPCをモバイルバッテリーで充電できる時代に突入する。

ここ3年くらいノートを買い換えてないなら、2018年は大チャンス!」と、嫁を迎える準備は万全といった家電アナ。

「ところが、Snapdragon搭載機じゃないのにバッテリー駆動27時間のノートが出ると聞いて飛び付いたのが、LGエレクトロニクスの『LG gram』。さらっと4日間使ったけどまだ一回も再充電してない! クアッドコアのインテル第8世代CPUを積み、トレンドのUSB-C搭載、13.3インチモデルは965gと軽量。ボディの質感も良く価格も11万円代からと、値段・重量・バッテリーなどのバランスが非常にうまくデザインされてるなぁ」と、かなり好印象な『LG gram』ちゃんだが、なかなかプロポーズに踏み込めない家電アナ。その理由は「4K対応のハイエンド機も気になって……」。この男、ちゃっかりもう1機種嫁候補を取り寄せているのである。

『LG gram』はこの薄さに接続端子がてんこ盛り。Micro SDのスロットはもちろん、写真の反対面はUSB-C、USB3.0、HDMIの端子が。
2台のノートPCをお借りして、いにしえの王様顔で嫁候補を見極める家電アナ。彼はガジェットに関しては一夫多妻制なのだ。

HDR対応の超美麗4Kノート 百花繚乱ノートの頂点は?

「13インチ4K機という愛すべきワケわからなさに注目したのがDellの『New XPS 13』。解像度を全て作業スペースに充てれば、情報を極限まで圧縮表示できる。ホワイトボードよりもケタ外れに多い情報量を一画面に収められるんだ。読めないほど小さくても、ショートカット一発で画面を拡大縮小できるんだからどんどん使っていくべき。何より4Kの恩恵を受けたこの機能は他と替えが利かないんだし」と、頼んでもいないのに自作した嫁候補のレビュー表を眺めて興奮する家電アナ。ちょっとトガった子に惹かれちゃうのも納得である。

『New XPS 13』を4K解像度にしてドヤ顔しつつ、「しかもタッチパネル!」と、嫁候補を優しくピンチインする家電アナ。

「さらにNetflix内でも徐々に増えてきているHDR対応なので、より豊かな明暗差で表現された映像を楽しめる。音質のデキも良く、ハイエンド機ならではの喜びがあるよね。また『New XPS 13』もUSB-C搭載で、ディスプレイポートを繋いで4Kモニターに出力することもできた。ただ、1.2kgはちょっと重いかなぁ。900g台なら即決なんだけど。富士通とNECの新作、メチャクチャ軽いし……」と、こちらもプロポーズに二の足を踏んでいる様子。

「さらに欲をいうとLTE内蔵モデムが欲しいところ。LTEといえば、スマートウォッチからリモートでテザリングできるようにしたんだ。腕時計をイジれば自分がWi-Fiスポットに早変わり」と、家電アナの腕に鎮座する嫁『Galaxy Gear S3』は今も活躍中のようだ。

自前のスマートウオッチを設定し、簡単テザリングをできるようにしてあると、左腕の嫁を自慢。

「今年はこれから続々とノートが出るので、ホント悩ましい。手書き派としては手書きノートの登場も待ちたいし、2年前の時点で4Kノートを出していたHPはさらにこなれたモノを出してくるだろうし、Appleの動向にも注目したい。もちろんSnapdragon搭載機も気になるし……これはもう、トーナメントを開くしかない!」と、道着を締める家電アナ。

強者が集うノートPC天下一武道会を制し、「じゃ、ケッコンすっか!」と言われるのは果たして……?

吉田 尚記(よしだひさのり):次から次に現れるガジェットを前にして「オラわくわくしてきたぞ!」と目を輝かせる、ニッポン放送の家電大好きアナウンサー。アイドルやアニメ、落語に精通しているほか、気になる子は片っ端から全部取り寄せてみる連載の私物化テクニックにも長けている。

『デジモノステーション』2018年4月号より抜粋。