こだわりの良品ギャラリー AUDIO & VISUAL

8K画質でテレビはテレビを超えたものになる

現在、最も高画質で美しく映像を映し出せるのは有機ELテレビだ。 映像素子が自発光できるため、完全な黒が再現できるのが特徴。バックライト不要でディスプレイ自体も数ミリレベルに薄型化できる。その極みと言っても過言ではないモデルが、LGの 『OLED 88ZXPJA』だ。

フレームは極細でテレビであることを感じさせないデザインを採用。壁に大きな窓や絵画を飾ったかのように設置できる。画面サイズはなんと88インチ。ディスプレイの横幅は1961㎜で2m近い。映像のきめ細かさを示す解像度も規格外。一般的な4Kテレビの4倍、フルHDテレビの16倍となる8K(7680×
4320ドット)に対応している。

現在、放送されているテレビ番組や定額配信サービス、ブルーレイディスクなどは最大でも4Kがほとんどで、8K画質で楽しめるコンテンツはBS8Kの一部放送に限られる。では、8Kはオーバースペックで無意味なのか、というとそうではない。『OLED 88ZXPJA』は8Kチューナーも内蔵しており、リアル8K映像も映し出すことが可能。これまでのレベルが全く異なる、新しい映像体験ができる。4K映像はすべて8K相当にアップコンバートして映し出される。

8Kクラスの映像になると、人はテレビ映像と実際に自分の目で見ている景色の差がなくなってくる。たとえば8Kの映像は圧倒的な解像度の高さが風景を立体的に見せてくれる。世界絶景・景勝地の旅行映像は、まるで現地にいるように見え、好きなアーティストのライブであれば会場にいるような臨場感が味わえる。また、より至近距離で映像を楽しめるため、映画などは映画館の巨大スクリーンのような没入感が堪能できるのだ。『OLED 88ZXPJA』はテレビの未来の体験を先取りさせてくれる。

  • Brand Name
  • LGエレクトロニクス
  • Item Name
  • LG SIGNATURE 8K有機ELテレビ OLED 88ZXPJA
  • Price
  • 実勢価格:349万3840円

 

3つのドライバーが織り成すイヤホンを超えたイヤホン

自宅にいながら、まるでコンサートホールの特等席で聴いているかのような“空気感”までサウンド化する。それがソニーの最高峰インイヤーイヤホン「IER-Z1R」の目指したゴールである。

クリエイターの意図した音を忠実に再現するため、3つの異なるドライバーの長所を組み合わせた「HDハイブリッドドライバーシステム」を独自構成することで、3Hz~100kHzという広い再生周波数帯域を実現。これが前述の空気感すらサウンド化する技術のひとつ。驚くべきは、この3つのドライバーユニットから発する音がナチュラルに融合し、音域も統一されている点にある。インナーハウジングにマグネシウム合金と、位相を揃えるサウンドスペースコントロールが見事に調和を保ち、イヤホンの枠組みを超えた広いスケールの音質を体感できるようになっている。

またハウジング部に高い硬度と耐食性を持つジルコニウム合金を用い、高級時計でも見られるペルラージュ加工が施されたエレガントな外観はハイブリッド型イヤホンの1つの到達点と言えるだろう。

  • Brand Name
  • ソニー
  • Item Name
  • ステレオヘッドホン IER-Z1R
  • Price
  • 価格:21万9868円

 

あらゆる曲を生まれ変わらせるオールラウンダー

白く上品な箱の中央にはシンプルに「final」の文字。そして和を感じる包装の中身から鏡面仕上げされた美しい筐体を取り出したとき、なんとも言えない所有感が得られる。イヤホンとして初めて“トゥルーベリリウム振動板”を採用した「A8000」は、これまでの音楽体験を新たに塗り替えてくれるオールラウンダーとしての実力を持っている。クラシックを聞けば音の広がりと奥行きを、ジャズであれば楽器の距離感が、そしてロックやポップスには高い解像度が耳に新しく響き渡る。

これらは、軽量で音速が早い理想の振動板材料とも言われる前述のトゥルーベリリウム振動板が為せる業。さらにステンレス切削筐体には、不要な振動が抑えられ音の輪郭が明瞭になる設計を施し、よりドライバーの動きを最適化。どんなジャンルの曲もクセがないのに「A8000」らしいこのサウンドを、とてもドライバーひとつで実現しているとは信じられない。ハイエンドオーディオ入門からヘビーユーザーまで納得の出来だ。

  • Brand Name
  • final
  • Item Name
  • A8000
  • Price
  • 価格:19万8000円

 

“密閉型”ヘッドホンの最高峰で
あらゆる場所がライブ会場に

音楽を連れ出す、とはよく言うが屋外や外出先など周囲の環境に左右され、一定の音質を保つことはなかなか難しい。もちろんノイズキャンセリング機能が大流行のオーディオ業界では、外音に対する技術はさまざまなメーカーが切磋琢磨してきた。そんな中、真正面からあらゆる環境に対して100%のパフォーマンスを出せると謳うアイテムが登場した。

75年以上の歴史を誇るゼンハイザーが選択したのは、“密閉型”初のフラッグシップヘッドホン「HD820」。従来のハイエンド帯を占めていた開放型に反して密閉型を選んだのは、周囲のノイズや音漏れをより一層、効率的に遮断できるためだという。

そして一見して目を引くのがハウジング部分の“曲面ゴリラガラスカバー”だ。トランスデューサーの内部構造を見せ、背面から2つのアブソーバーへと音波を反響させることにより、反響音を最小限に抑制。何より、高級感と未来的でクールなデザインを両立しており、ファッションアイテムとしての佇まいもある。

当然、ディテールの意匠にもこだわりが見られる。インナーダンパーを内蔵した堅牢なメタルヘッドバンド、イヤーパッドは高品質な非アレルギー性合成皮革を素材とするハンドクラフトで、ノイズを遮断。エネルギー感があっても、歪みが出やすい密閉型ならではの欠点は感じにくく、広い音場をどんな場所でも楽しめる開放型の透明感すら覚える。

ジャンルを選ばない表現力の高さと、密閉型のメリットを生かした骨太な躍動感は、まさしく全方位に音楽を楽しませてくれる魅力の宝庫ともいうべき1基だ。

  • Brand Name
  • ゼンハイザー
  • Item Name
  • SENNHEISER HD 820
  • Price
  • 価格:オープン価格(市場実勢価格:25万4000円)