ブロックをタッチ&スライドすれば誰もがミュージシャンに!スマホ時代の電子楽器『ROLI BLOCKS』が楽しすぎる!

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

 

柔らかな感圧サーフェスとマグネット式モジュラーシステムが音楽制作を一変させる

スマートフォンを思わせるタッチやフリックの操作を盛り込み、これまでの鍵盤楽器にはなかった表現力で一躍注目された新進の電子楽器メーカー「ROLI」(ローリ)。その独特な操作性はそのままに、複数の楽器を連結できるように進化した最新シリーズが『ROLI BLOCKS』だ。キーボード型とパッド型のコントローラーを中心に多彩なコントローラーが用意されている。

ROLI(ローリ)
ROLI BLOCKS
実勢価格:3万6800円(Seaboard Block)、2万4800円(Lightpad Block M)、1万500円(Touch Block)

【SPEC】
Seaboard Block
サイズ:282mm×141 mm×24 mm 重量:710g 24個のキーウェイブ、2オクターブの演奏サーフェスを持つキーボード

Lightpad Block M
サイズ:94mm×94mm×23mm 重量:300g 225個のマイクロキーウェイブを装備したポータブルなサウンドパッド

Touch Block
サイズ:94mm×47mm×20mm 重量:160g Lightpad BlockおよびSeaboard Blockの制御用コントローラー

充電式バッテリー内蔵、USB Type-C端子(MIDI出力/電源供給)、
Bluetooth 4.0、iOS 9以降/OS X 10.10以降/Windows 10に対応

 

Seaboard Block(キーボード)

Front

Side

Forward

Lightpad Block M(サウンドパッド)

Front

Side

Forward

Touch Block(コントローラー)

Front

Side

Forward

 

独特の触感がクセになるスマホ時代ならではの電子楽器

日本で禅の修行をしていたこともあるという英国人、ローランド・ラム氏が設立した新進気鋭の楽器メーカーが「ROLI」(ローリ)である。

同氏の美意識とアイディアから誕生した電子楽器の最新作が、「ROLI BLOCKS」シリーズだ。最大の特徴は感圧式インターフェース「5D Touch テクノロジー」。キーボードやパッドの上を横スライドさせると音程を自在に変化させられるので、ピアノ等では不可能だった、ギターのチョーキングのような奏法やビブラートも思いのまま。管楽器の音色では、息遣いまで再現できそうな手応えがあった。シリコン製の表面は柔らかく、これまでの楽器にはない独特の感触が楽しめる。

誰でも簡単に習得できる楽器を目指しているという触れ込みだが、当然ながらキーボード型のSeaboard Blockを使いこなすためには、鍵盤楽器の基礎を知っている必要がある。

実感としては、完全な初心者にはパッド型のLightpad Block Mがより適していると感じた。LEDによるスケールガイド、リズムが多少ズレていても補正してくれる機能など、ビギナーを補助してくれる機能があり、音楽知識や演奏スキルがなくても直観的なサウンドメイクを楽しめる。カラフルなLEDが見た目にも楽しい。

もうひとつの特徴が、複数のBlocksを接続するためのコネクター「DNA端子」の存在。キーボードやパッドを自由に増設・拡張でき、磁力によってしっかりと固定できる。また、この仕組みのためにライブ演奏向けやループ操作用の各種コントローラーも用意されている。

演奏にあたっては、音の立ち上がりに若干の遅延を感じるケースがあり、スムーズに演奏するにはそれなりの慣れが必要な印象。だがバッテリー駆動とコンパクトなサイズのおかげで、やろうと思えばどこでも練習できる。そのため上達は思ったより早いはずだ。使いこなせるようになれば、ホームパーティなどでも大活躍してくれることだろう。

指先の「スライド」や「押し込み」をサウンドに反映。新次元の感圧サーフェス“5D Touch テクノロジー”

「ROLI」の代名詞ともいうべき、柔軟なシリコン製の感圧キーボード。鍵盤上の左右スライド操作で無段階の音程変化、上下スライドや押し込む強さで音量などのパラメータを変化させることができる。これにより管楽器や弦楽器の奏法までも再現可能となった。
パッド型のLightpad Block Mも感圧およびスライド操作に対応。リズムの打ち込みから主旋律やコードの演奏まで一台でこなす。コードを指定すればLEDが点灯してスケールをガイドしてくれるので、音楽入門者にもぴったりだ。

マグネットの「DNA端子」とサウンドパックのダウンロードで拡張性は◎

磁力で吸着するDNA端子を使い、必要に応じてシステムを拡張できる。複数台のSeaboard Blockをつなげて鍵盤を増設するといった使い方もアリだ。

iOS向けの専用アプリ「Noise」。オンラインで無償提供されている200以上のサウンドを利用できる。

実はROLIのCCO(クリエイティブ最高責任者)は、音楽プロデューサー/歌手のファレル・ウィリアムス。あの大ヒット曲“Happy”のサウンドパックが無料で手に入るなんて太っ腹!

 

『デジモノステーション』2018年4月号より抜粋。

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