【ds hands on!】パナソニック オーブントースター ビストロ NT-D700

冷凍厚切りトーストも美味しく焼き上げ!
生食パンの名店「乃が美」が推奨する『ビストロ』ブランドのトースター誕生

庫内上部に遠赤外線と近赤外線ヒーターを一本ずつ、下部に遠赤外線ヒーターを一本搭載する、「遠近トリプルヒーター」と「インテリジェント制御」で、さまざまなパンを美味しく焼き上げられるオーブントースター。6枚切りまでの薄切りと、4枚切り、5枚切り用の厚切りコースを搭載。さらに冷凍の厚切り食パンもオートで中まで温められる。最大260℃でオーブン料理もできる。

パナソニック
オーブントースター
ビストロ NT-D700
実勢価格:2万7500円


遠近トリプルヒーターで厚切りトーストも
中まで美味しく焼き上げる

「遠近トリプルヒーター」は、上下の遠赤外線ヒーターがトーストの表面を焼き上げ、同時にカバー内に配置された近赤外線ヒーターが、パンの内部を加熱し、温める仕組み。

本体全面の右下に選択/決定ダイヤルとスタートと取り消しの2つのボタンを配置。非常にシンプルな使い勝手となっている。

本体中央部にフルドット液晶ディスプレイを搭載しており、ダイヤルを回すことで表示が切り替わり、各コースが選択できる。

インテリジェント制御で最適に焼き上げる

15種類の各コースは焼き色を5段階で選択できる仕組み。ダイヤルを回してコースを決めたら5段階の焼き色を設定する。左は薄切りトーストを焼き色1、3、5で焼いたもの。

冷凍トーストコースでは表面だけが焼けないように、内部が温まってから焼き色をつけるような制御になっている。これは厚切りと薄切りでもまた異なった制御となっている。

ビストロトースター

4枚切りの冷凍トーストを「冷凍厚切りトースト」コースで焼き、半分に切った断面。中まで熱々になっているのがわかる。

他のトースター

他社のトースターで冷凍の厚切り食パンを同じぐらいの焼き色になる時間焼いた。明らかに内部の温度が低いのがわかる。

ねっとり焼き上げる「焼きいも」コースもすごい!

オートモード一覧  : うすぎりトースト あつぎりトースト アレンジトースト 冷凍うすぎりトースト 冷凍あつぎりトースト そうざいパン フランスパン クロワッサン 冷凍クロワッサン チルドピザ 冷凍ピザ フライあたため パックもち 焼きいも じっくり焼きいも

焼きいも

「焼きいも」コースではさつまいもの種類に応じて使い分けられる2コースを搭載。「じっくり」ではねっとりした焼きいもができた。

ピザ

「チルドピザ」と、「冷凍ピザ」の2コースが選択できる。具の部分はトロトロに、生地はカリカリにできた。

クロワッサン

普通に焼くと焦げやすいバターを多く含んだデニッシュ系向けのコースとして「クロワッサン」を用意。冷凍コースも用意する。

フライあたため

付属の焼き網の上にフライや天ぷらを乗せて、揚げ物の温め直しが可能。表面をカリッと仕上げることができる。

手動コースでオーブン調理もできる

15種類のオートコースに加えて、最大260℃、25分の手動のオーブン機能を搭載。マニュアルに基本的な食材やメニューのレシピ、加熱時間などが記載されているので使いやすい。

実際にグラタンを焼いてみた。約15分ほどで表面にかけたチーズに焼き色が付き、中まで熱々のグラタンができた。

手動オーブン機能を使ってグリル野菜も可能。塩とオリーブオイルをかけたパプリカやしいたけなどを焼いてみたが、短時間でジューシーさをしっかりとひきだすことができた。

人気の生食パンを厚切りで冷凍しても美味しくトースト

さまざまな家電が進化する中、この5年で、もっとも大きく変化したのがオーブントースターだ。従来は低価格な製品が中心だったが、近年、様々な付加価値を提案するオーブントースターが急増している。しかし、基本となるのは食パンを美味しくトーストする、というシンプルなものだ。

パナソニックの『ビストロトースター』は、最も温めが難しい冷凍の厚切りパンを美味しく仕上げることを目指した製品。冷凍の食パンは厚みがあればあるほど、内部が温まる前に表面が焼けてしまい、中がぬるかったり、つめたかったりする、という問題がある。『ビストロトースター』ではその問題を解決するために遠近トリプルヒーターを搭載。遠赤外線ヒーターが表面を焼き、近赤外線ヒーターで厚切りパンの中まで温めることができる。

さらに多彩なオートコースと好みに合った焼き色が選べるインテリジェント制御機能を搭載。冷凍パンをトーストするときは食パンの状態(厚さや温度)、電圧、庫内の温度などの条件に応じて上下ヒーターの加熱時間を変えて最適に焼けるというわけだ。実際に4枚切りの分厚い食パンを冷凍して、焼いてみた。他のトースターで焼いたパンは口にすると明らかに中が冷たかったが、『ビストロトースター』で焼いたパンはしっかり熱々になっているのがわかった。

その他コースとして、クロワッサンと冷凍クロワッサン、チルドピザと冷凍ピザをそれぞれ用意しており、状態に合わせて最適に温められるのが使いやすい。また、約60分かかるものの、「じっくり焼きいも」コースで焼いた、焼き芋も絶品だった。手動コースでは120〜260℃まで設定でき、いろんなメニューに対応できそうだ。

近年、高級食パンを取り扱うベーカリーが増えている。そういう店で買った高級食パンを冷凍保存して美味しく食べたいと考えるなら『ビストロトースター』が最適だ。厚切りでカットして冷凍しても美味しくトーストできる。また、使い勝手のいい、多彩なオートコースと手動コースがあり、いろんなパンや食材が最適に焼ける。


text : コヤマタカヒロ
photo : 大久保惠造
profile : デジタル&家電ライター コヤマタカヒロ
デジタル機器と家電の専門家としてPCからAV機器、白物家電に関する執筆活動を展開する。調理家電のための空間「コヤマキッチン」を用意。