時速400km超の高速EV誕生なるか?2020年発売予定の電動スーパーカー『Rimac C_Two』にシビれる!

電気自動車といえばそのエコ性能や自由なデザインが注目されがちだが、スーパーカー好きとしてはバッテリーとモーターによる組み合わせでどこまでのパフォーマンスが発揮できるのかが気になるところだ。そんな電動スーパーカーの新たなベンチマークとなるかもしれないのが、クロアチアに拠点を置く「Rimac Automobile」が開発を進める『Rimac C_Two』である。

まずはその飛び抜けたスペックに注目したい。搭載されるモーターはなんと1914馬力を発揮し、静止状態から時速100km付近への到達時間(0−60マイル/h=0-97km/h)がわずか1.85秒。また最高速度が時速412kmと、まさに目を疑うようなトップスピードを叩き出すというのだ。もし本当にこのままのスペックで市販されることになれば、量産車の中では最速の部類に入ることだろう。

そして航続距離は欧州メーカーが使う「NEDC」に準拠したスペックで650kmに達するという。スピードだけでなく、遠出にも十分耐えうる数値を実現しようとしている。

車体はカーボンファイバー製のモノコック構造。力強い印象のガルウィングドアが、スーパーカーとしての魅力を引き立てる。駆動方式は4WD。シチュエーションに応じて各タイヤに適切な駆動力が分配されるそうだ。そしてボディは最大限のダウンフォースを発揮するよう「アクティブ・エアロダイナミクス」の思想に基づいてデザインされ、可動式リアスポイラーをはじめ各エアロパーツは運転操作に応じて自動的に作動する。空気の流れはバッテリーの冷却にも役立てられるそうだ。

内装もゴージャスの一言。運転席前のダッシュボードには大型ディスプレイが搭載され、走行情報だけでなく最適な運転コース、ブレーキ/アクセル操作のタイミングまで教えてくれるとされ、まるでドライビングコーチのような役目も果たしてくれる。

充実の安全装備も見逃せない。カメラや光線レーダー(Lidar)、レーダー、超音波などを利用した先進運転システム(ADAS)を搭載するだけでなく、衝突予測システムも利用可能とのこと。他の車両へと接近しすぎると、自動で車間距離を保ってくれる機能も備える。走りのアグレッシブさに目を奪われるが、安全性能にも配慮されているところにはなかなか好感が持てる。

製造元の「Rimac Automobile」は、2020年に150台限定で『Rimac C_Two』の量産を目指しているそうだ。価格などの販売情報は明かされていないが、車両スペックとデザインから想像するに、きっと電気自動車としてトップクラスの値札がつくことになるのだろう。

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Rimac C_Two