約65万円に見合う仕上がり。ハイテクと懐古主義が絶妙バランスな電動アシスト自転車

オランダのオリジナル自転車ビルダー「Timmermans Fietsen」は、バイクにおけるオフロード仕様のカスタム様式である“スクランブラー・スタイル”からインスピレーションを受けた電動アシスト自転車『De Scrambler E-bike V2.0』を4950ユーロ(約64.5万円)で販売している。

おや、ガソリンタンク状のパーツをよく見るとスマートフォンの設置クレードルが装備されている。どうやら、ぱっと見の印象に反したハイテク装備が随所に盛り込まれているようだ。

「Timmermans Fietsen」は古典的なスタイルの自転車が大好きだと公言しており、ビンテージ感のある部品やレトロ調のカスタマイズを得意とするビルダー。そのスタイリング美学はこの『De Scrambler E-bike V2.0』にも息づいている。

しかし実用性にも妥協しない性質なのか、脚周りにはMTBパーツで知られるマルゾッキ製のエア・ダンパーつきダウンヒル・フォークを装備。TRPのディスクブレーキ、Gatesのカーボンドライブ・システムと、実は最新鋭のスポーツ自転車に準じたハイスペックのパーツがふんだんに盛り込まれている。懐かしい雰囲気のなかに、きわめてモダンなコンポーネントを両立させた一台なのだ。

2灯ヘッドライトによる個性的な顔つき。クラシックなサドルとのミスマッチ感も、見慣れてくると魅力的に思えてくる。

クラシックなスタイルに憧れるライダーであっても、やっぱり最先端な走りのスペックは気になるはず。ハイテク・パーツと懐古主義のスタイリングが両立した『De Scrambler E-bike V2.0』は、これからの電動アシスト自転車のお手本になりうる存在かもしれない……そこまで言ったら大袈裟だろうか?

関連サイト

Timmermans Fietsen