この春、電動アシスト付き自転車デビューするなら?子乗せ自転車の安全な乗り方と選び方教えます!

新生活に備えて、子どもを乗せる自転車がほしい、できれば電動アシスト付きで……と検討している人も多いはず。ただ、自転車に乗るのは何年ぶりだろうか? 実は子どもを乗せるために自転車を買ったが、実は自転車に乗ること自体、学生の時以来という人も少なくないだろう。いきなり子どもを乗せて走ろうとすると、転倒など思わぬ事故を招きかねない。そこで、ブリヂストンサイクルが開催している「子ども乗せ電動アシスト自転車の安全な乗り方・選び方」というセミナーに参加して、気を付けるべきことを聞いてきた。

 

実は止まっている時こそ注意が必要

消費者生活センターの調査によると、子ども乗せ自転車の転倒は、未遂も含めると実に64.7%が“走行していない時”に起きているとのこと。自転車にまたがったまま停止している時(13.2%)、押し歩き中(12.5%)、子どもの乗せ降ろし中(12.5%)というのがトップ3で、スタンド操作時と発進時も多い。つまり、止まっている時こそ注意が必要なのだ。

そんな停車時の転倒を防ぐために有効な装備の1つがハンドルロック。停まった状態でハンドルが急に切れることを防いでくれる装備だ。特に子どもを乗せた状態で停止していると、子どもが少し動いただけでハンドルが切れて転倒につながることが多い。ブリヂストンの子ども乗せ自転車には、手元のレバーでハンドルが切れないようにするロックが標準装備されているので、ブリヂストンでは「停まったらまずハンドルロック」とレクチャーしている。

さらに、スタンドを立てる際もバランスを崩しやすいケースの1つ。近年の子ども乗せ自転車には、少ない力で立てられて、立てた後もバランスを崩しにくい大型のスタンドが装備されている。このタイプのスタンドは、端の部分を踏むとテコの原理で簡単に立てられるので覚えておきたい。

 

子どものヘルメットは必須! 乗せ降ろしは親の手で

注意するべき点はまだある。子どもが少し大きくなってくると、自分でチャイルドシートへよじ登るようになるかもしれないが、これも転倒の原因になりやすい。子どもの乗せ降ろしは大人がすること、というのもセミナーで繰り返し語られた内容だ。また、子どもにヘルメットを被せるのは親の義務なので、こちらも必ず守るようにしたい。

ヘルメットを被せるタイミングについては、自転車に乗せてからだと乗降中に転倒した場合は危険なので、被せるのは載せる前、外すのは自転車を降ろしてからに。また、チャイルドシートへ乗せたら、ベルトをしっかり締めることも大切。万一の転倒時にシートから投げ出される危険を低減できるはずだ。

 

子ども乗せ電動アシスト付き自転車の選び方

さて、ではどんな電動アシスト付き自転車を選べば良いのかだ。それは、子どもを乗せる自転車を購入する際に重要なのは「幼児2人乗せ」対応モデルを選ぶことだ。この規格に対応したモデルであれば特別に子どもを2人乗せることが認められている。

子どもが1人ならば、普通の自転車にチャイルドシートを取り付けて対応することもできるが、キャリアの耐荷重が足りていない場合もあるので注意が必要だ。幼児2人乗せ対応モデルならば子どもを乗せたときの安定性や強度、制動距離などの基準を満たすように設計されているので、子どもを2人乗せる予定がなくても、そういった点で安心できるだろう。

上の写真はブリヂストンの子乗せ電動アシスト付き自転車におけるチャイルドシート対応表。オレンジ色が標準で装備されているチャイルドシートで、灰色はオプションで選べるものだ。チャイルドシートには前方に取り付けるタイプと後方に装着するタイプがある。前側は1歳以上2~3歳まで(シートのメーカーによって異なる)で15kg以下、後側は2~5歳までで22kg以下の子どもを乗せることができるので、子どもの年齢に応じたチャイルドシートが装着できる車種を選ぶことが重要だ。

子乗せ自転車を選ぶ際に、そもそも電動アシストが必要か悩ましいという人にはぜひ電動アシスト付きのモデルをおすすめしたい。電動アシストがあれば、子どもを乗せて重くなった際の漕ぎ出しが安定するため。発進時は特にバランスを崩しやすいシーンでもあるので、電動アシスト付きモデルを選ぶことは乗り手が楽になるだけでなく、安全にも貢献できるというわけだ。

上記はブリヂストンの子乗せ電動アシスト付き自転車を選ぶ際の簡易チャート。最適な1台を選ぶための参考にしてほしい。ブリヂストンの子乗せ自転車は、前述の手元でハンドルロックができる機能をはじめ、立てやすくて安定する大型スタンドや、制動力とコントロール性に優れたブレーキなど、子どもを乗せる際に役立つ機能を数多く標準搭載している。

そんなわけで、ブリヂストンの子乗せ電動アシスト付き自転車について、それぞれのモデルの特徴と、どんな人におすすめかをまとめてみたので購入時の参考にしてもらえれば幸いだ。

前後26インチの太めのタイヤを装備し、クルーザースタイルのデザインで男性にも人気が高いのが、この『ハイディー ツー』というモデル。リアのチャイルドシートを標準装備し、オプションでフロントにも装着できる。アシスト可能な距離は最大62km。

HYDEE.II
価格:15万9624円

アシスト用のモーターを前輪に搭載し、後輪はベルトで駆動するブリヂストン得意の“デュアルドライブ”搭載したのが「ビッケ グリdd」。前輪は24インチで段差を乗り越える際などの安定性を確保し、後輪は20インチで子どもを乗せた際に低重心となる設計だ。直線的で剛性の高いフレームで男性向けのカラーも揃う。アシスト可能距離は最大88kmだ。

bikke GRI dd
価格:14万9904円

『ビッケ モブ dd』も“デュアルドライブ”に対応し、前輪24インチ、後輪20インチという設計は上記モデルど同様だが、フレームが低くなるデザインを採用。小柄な人でもまたぎやすい車体となっている。デザインも丸みを帯びた女性的なものに。アシスト可能な距離は最大82kmとなる。

bikke MOB dd
価格:14万9904円

ブリヂストンのラインナップの中で、唯一フロントのチャイルドシートを標準装備するのが『ビッケ ポーラーe』。ハンドル軸の上に子どもの重心が来るので、ハンドルを取られにくいのが特徴で、ボックス状のチャイルドシートが子どもをつつみ込むように守ってくれる。前側に子どもを乗せた際、重心が低くなるのもポイントだ。アシスト可能距離は最大68km。

bikke POLAR e
価格:14万8824円

最後になるが、子乗せに限らず公道で自転車に乗る際は交通法規を守ることも大切。自転車は車道の左側を走るのが基本で、歩道を走行するのは例外的に認められているだけ。歩道を走る時は、歩行者が優先で自転車は車道寄りを徐行でと定められている。徐行というのは歩く程度の速度が目安なので覚えておきたい。

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