ごはんの味を左右するのは乾燥!?“鮮度”が落ちたお米でもおいしく炊ける炊飯器「Wおどり炊き」シリーズ新モデルが6月1日に発売

パナソニックは「Wおどり炊き」シリーズの新製品として、“鮮度が落ちた乾燥米”でも新米のようにおいしく炊き上げるという炊飯器『SR-VRX108』(5.5合炊き)、『SR-VSX188』(1升炊き)を発表した。発売は2018年6月1日。メーカー希望小売価格は『SR-VRX108』が11万円前後、『SR-VSX188』が11万5000円前後となっている。

唐突だが新米と古米、どちらがおいしいかと聞かれたら、多くの方は新米の方がおいしいと答えるのではないだろうか。しかしパナソニックによれば、近年のお米の保管技術や精米技術の進歩により、新米と古米は精米の時期が異なるだけで、味の差はほぼないとのこと。ごはんのおいしさに大きく影響するのは、精米後の乾燥/劣化具合なのだという。生鮮食品といわれるお米は鮮度が命であり、乾燥すると「パサつく」「甘みが低下する」など、炊き上げたお米の味に影響が出るのだそう。

そんな精米後のお米の乾燥を防ぐには冷暗所保存が有効とされている。だが、同社の調査によれば、実際には常温保存している場合が多いのだとか。こういった調査を踏まえ、同社は“鮮度が落ちた乾燥米”でも精米したてのようにおいしく炊き上げることを目指し、今回の新製品では、「鮮度センシング」という機能を新たに搭載したそうだ。

この「鮮度センシング」が何かと言うと、お米の鮮度に合わせて自動的におどり炊きの圧力制御を調整する業界初の機能である。本体内部に圧力センサーを搭載することで、釜内の圧力をリアルタイムに検知、減圧スピードの違いによりお米の鮮度を見極め、鮮度に合わせて自動でおどり炊きの圧力制御調整するというものだ。これにより、乾燥したお米のパサつきを抑え、甘さが低下しないような炊き上げを実現する。

さらに「食感自在炊き分け」機能も新たに搭載されている。従来機で採用されていた「火力制御」「加圧時間」「スチーム温度」の炊き分け要素に加え、「圧力の強さ」が追加に。「ふつう」や「しゃっきり」、「かため」「やわらか」「もちもち」など、全13通りの食感炊き分けを実現してくれるという。近年ごはんの嗜好は幅広くなっているそうで、この機能を使えば自分好みの食感でお米が味わえるというわけだ

そのほか、各銘柄米の特長に合わせて火加減を調節してくれる「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能も強化。新たに「だて正夢(宮城)」、「いちほまれ(福井)」の銘柄が追加された。水加減が特に難しいとされるこの2銘柄も、おいしさを最大限に引き出したごはんに炊き上げてくれる。

実際、「鮮度センシング」機能のあり/なしで乾燥米を食べ比べてみたが、ありの場合ではお米の「パサつき」をあまり感じなかったうえに、独特の匂いも感じられずおいしく食べられた。高級炊飯器の部類となる本製品ではあるが、毎日のごはんがおいしく食べられるようになるならば検討する価値はありそうだ。

左から、「鮮度センシングなしの乾燥米」、「精米したて」、「鮮度センシングありの乾燥米」。

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「Wダブルおどり炊き」SR-VSX8シリーズ