蛇口やコンセントがなくても使える“モバイル”ケルヒャー!バッテリー式洗浄機『マルチクリーナー OC 3』を使ってみた

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

 

アウトドアに持ち出して手軽に汚れを落とせるバッテリータイプの洗浄機

家庭用から業務用まで、高性能な高圧洗浄機やスチームクリーナー、掃除機を手掛けるケルヒャーがリリースしたバッテリータイプのマルチクリーナー。バッテリーや給水タンクを内蔵し、電源や水道がなくても使えるのが最大のメリットでアウトドアにも持ち出して使用できる。トリガーガンも内蔵されており、シンプルな操作で誰もが使いこなすことができそう。外出先でも自宅でも、手軽にサッと汚れを落とせるのが魅力だ。

ケルヒャー
マルチクリーナー OC 3
実勢価格:2万1578円

【SPEC】
サイズ:W234×H201×D277mm
質量:2.2kg(本体のみ)
連続使用時間:約15分
充電時間:約180分
最大吐出圧力:0.5MPa
吐出水量:2L/分
給水タンク容量:4L
内蔵バッテリー:リチウムイオン
ホース長:2.8m

 

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アウトドアからペットまで多くのシーンで活用できる

高圧洗浄機は便利だが、持ち運ぶにはサイズが大きかったり、電源がないと使えなかったりするものが多い。そこまで強力でなくてもアウトドアに持ち出して使えたら……と感じたことがある人は少なくないはずだ。かく言う筆者もその1人で、マウンテンバイクやオフロードバイクをクルマに積んで出かけた際、汚れた車体を洗ってからクルマに乗せたいと思っていた。

そこに登場したのが、この『マルチクリーナー OC 3』。コンパクトなボディは持ち運びがしやすく、給水タンクやバッテリーも一体となっているので水道や電源のない場所でも使える。水圧はあまり強くないようだが、クルマに積んでおいて泥汚れを洗い流す程度なら十分に役立ちそうだ。

実際に現物を見てみると予想していた以上にコンパクト。ホースやノズルなども本体内部に収めることができ、クルマに乗せておいても邪魔にならず、バイクのキャリアに積むこともできそうなサイズ感がいい。使い方もシンプルで、初めての人でも迷うことはないだろう。

洗浄力については、高圧洗浄機と比べるのは酷だが、必要にして十分なもの。アウトドアに持ち出せる製品なので、汚れたらその場で洗い流せば、そこまで高圧でなくても十分な洗浄力を発揮する。筆者の使い方であれば、クルマに積み込む前に大まかな汚れを落としておき、本格的な洗車は帰ってからすれば良いので、水圧が高いことよりも持ち運びがしやすいほうがありがたい。同様のシーンはほかにもいくつも想像できる。キャンプに出かけた際に、汚れた道具を洗う、サーフィンやボディボードなどの砂をクルマに積む前に洗い流す、雪道を走ったクルマの泥跳ねや凍結防止剤を洗浄するなど多くのシーンで使える。

水圧が強すぎないので、ペットの汚れを洗うのにも使えそう。アウトドアだけでなく自宅でもガーデニング用品の洗浄など活用シーンは広く1家に1台備えておくと便利だ。

給水タンク・バッテリー内蔵でコンパクトに持ち歩きが可能

給水タンクとバッテリー、洗浄に使用するトリガーガンまで一体となった設計。
ストッパーとしても機能するハンドルをズラすとタンクを取り外すことができ、その下にトリガーガンを収納することが可能だ。
リチウムイオンバッテリーを内蔵しており、充電しておけば電源のない場所でも使える。約3時間の充電で約15分の連続使用が可能だ。
給水タンクの容量は4リットルで、本体から取り外して給水できる。
コンパクトに収納できるハンドルも一体となっているので、持ち運びがしやすい。アウトドアに持ち出す際はもちろん、自宅で使用する場合でも持ち歩きやすいのはかなり大きなメリットだ。
コンパクトに持ち運べるのが本製品の最大のメリット。写真のようにクルマに積んでおけば、キャンプやアウトドアアクティビティの際にも活用できる。アウトドアでちょっとした汚れを落としたいシーンは数多いので、そんな場面で活躍してくれそうだ。

水道や電源接続せずに手軽に汚れを洗浄できる

ケルヒャーが高圧洗浄機で培ったフラットジェットノズルを搭載。水圧は水道の約2倍と低圧だが、扇状に広がるフラットな水流を実現しているので、効率よく汚れを落とすことができる。
給水タンクを外してトリガーガンを取り出したら、再びタンクを装着し、電源ボタンをONにすれば使用可能に。トリガーガンにつながるホース長は2.8mだが、スパイラル状になっているため、あまり遠くまでは伸びない。
自転車、特にマウンテンバイクなどについた泥を落とすには最適。あまり頑固な泥汚れなどでない限り、この水圧で十分に洗い流すことができる。本体を手に持って色んな方向から洗浄できるのも便利だ。
給水タンクの容量的に、クルマ全体を洗車するのは現実的ではないが、ホイールや下回りの洗浄には十分。下回りの泥汚れを落としたり、雪道を走った後に凍結防止剤を洗い流すなどの用途には最適だ。
オフロードを走ったバイクのタイヤも洗ってみたが、こびりついた泥汚れを落とすのはちょっと厳しい。この点は高圧洗浄機とは異なるところだ。携帯性に優れるので、野外に持っていって汚れたらこびりつく前に洗い流すという使い方が合っている。

 

『デジモノステーション』2018年5月号より抜粋。

関連サイト

マルチクリーナー OC 3(ケルヒャー)