飛翔する姿が超リアルな『バイオニック・コウモリ』が誕生。ドローンの未来が変わるか!?【動画】

「コウモリ傘」を思わせるようなフレームと薄い膜で形作られた『BionicFlyingFox(バイオニック・コウモリ)』が産業ロボット製造企業「FESTO」の手によって生み出された。

このバイオニック・コウモリ、翼幅228cm、体長87cmのサイズで580gという軽量な飛行物体でありながら、本体に組み込まれた電子機器とプログラムにより半自律的に飛ぶことが可能であるという。開発元曰く、低速飛行中でも大きな揚力を得られるのが、コウモリ型のメリットなのだそうだ。

飛行する様子を動画で観てみると、まるでコウモリそのものであるかのようなリアルさだ。弾性のある樹脂系素材のファブリックには、ハニカム構造の補強入り。生地が破れても亀裂が広がることはなく、多少のダメージがあっても飛行し続けることができるとのこと。

空中におけるバイオニック・コウモリの位置、および飛行姿勢を把握するため、地上には2台の赤外線カメラが設置される。これがコウモリの脚と翼の先端にある計4基の赤外線マーカーを検出するというわけだ。ここで得られた位置情報に基づき、システムが適切な飛行制御コマンドをコウモリ本体に送信する仕組み。なお、離着陸は人間が手動で操縦し、空中でオートパイロットに切り替わるという。

翼や脚部の動き、そして飛行ルートは機械学習によって最適化されていくとされ、マスターコンピュータとバイオニック・コウモリ自身がどんどん学習して成長していくのだそう。近い将来の短距離飛行ドローンは、コウモリ型が主流になる可能性もあるかもしれない。

関連サイト

BionicFlyingFox(Festo)