最速の電動バイク『神電 七』が丸裸に!モーターサイクルショーで見た注目の電動マシン10選【後編】

前編に引き続き、先日開催された「東京モーターサイクルショー2018」に出展されていた注目の電動バイクを紹介していく。後半の5車種も、マン島TTレース参戦の爆速マシンからデリバリー用途に特化した3輪モデルまで、バラエティに富んだラインアップとなった。

【注目の電動バイク・その6】
最速の電動バイクが丸裸に!

無限
神電 七
レーシングマシン

多くの人が足を止めていたのが、電動レーシングマシン『神電 七(しんでん なな)』が展示されていた無限のブース。日本屈指のレーシングコンストラクターとして4輪の世界では著名な同社では、2012年からマン島TTレースの電動クラスに参戦。2014年から2017年までこのクラスを4連覇中で、7代目となるこの『神電 七』でも優勝を狙う。

むき出しになったカーボンモノコック製の車体。バッテリーは日立マクセル製だ。

今年、注目を集めていた理由は、カウルを取り去り内部構造が露出したマシンも展示されていたため。同社が4輪レースで培った技術を活かしたカーボンモノコック製のボディが露わになり、同じくスイングアームもカーボンモノコック製。リア・サスペンションはリンクを介して水平に近いセッティングでマウントされる凝った作りだ。フロントサスペンションには金属製のスプリングでなくエア圧を採用するなど、先進的な機構が多数搭載されている。

【注目の電動バイク・その7】
ティラノサウルスをイメージした無限の新・電動マシン

無限
E.REX
プロトタイプ

無限のブースにはオフロード向けの電動マシン『E.REX』も展示されていた。ティラノサウルスをイメージしたというデザインはインパクト抜群。まだプロトタイプということで実走可能な車両ではないが、「ホンダと共同で電動モトクロッサーの研究を進める」との発表もあり、期待が高まる。

【注目の電動バイク・その8】
3輪タイプの「アディバ」製コンセプトEVが日本上陸!

アディバ
Concept-E
コンセプトモデル

屋根付きの3輪スクーターを積極的に販売するADIVA(アディバ)も電動のコンセプトモデルを3台出展。近未来的なデザインのコンセプトモデルから、近いうちに製品化されそうな完成度のマシンまでが揃っていた。電動マシンらしい未来的なスタイリングが目を惹くのが、この『Concept-E』というモデル。ガソリンエンジンの代わりにモーターを搭載するのではなく、電動専用に設計されたという車体はルーフ部にソーラーパネルを搭載するなど、電動ならではの装備が各所に見られる。

【注目の電動バイク・その9】
「アディバ」は前2輪の3輪マシンも出展

アディバ
AD1-E
市販予定モデル

すぐにでも市販されてもおかしくない完成度に見えたのが、こちらの『AD1-E』。同社が得意とする前2輪の3輪マシンで、航続距離は130km、最高速度は125km/hとされており、2018年には発売予定となっていた。

【注目の電動バイク・その10】
雨の日も安心。ルーフつきデリバリー用マシン

アディバ
AD-Cargo
市販予定モデル

こちらも2018年市販予定の『AD-Cargo』。後2輪の3輪という構成で、デリバリー用途向けに開発されている。最大100kgという積載性を誇り、ルーフ付きなので雨の日のデリバリーにも重宝しそうだ。航続距離は120kmで最高速度は70km/hとされている。

クルマに比べて電動化が遅れている感のあったバイクだが、ここに来て一挙に注目モデルが登場してきた。実際に今年市販されるモデルも多いだけに、2018年は電動バイクに注目だ。