記憶を刻み込んでモノを育てる。『GOETHE[ゲーテ]』編集長が惚れ込んだアイテムの数々【10人の編集長が毎日使うこだわりの逸品】

【10人の編集長が毎日使うこだわりの逸品】

売れているメジャー雑誌や読まれているオンラインメディア、趣味を深掘りする専門誌や業界に不可欠な専門メディア。ここではそれら勢いのあるメディアの顔である編集長たちがどのようなこだわりの逸品を、日々鞄の中に携え使っているのか、気になったので見せてもらった。

“面白い”と思ったものを使い続けることでモノを育てる感覚を養う

仕事に、遊びに、そして何より人生に「情熱体質」な男たちへ。

パッショナブル(PASSION(情熱)×ABLE(可能)=PASSIONABLE)な情報を届ける『ゲーテ』編集長が語る、モノとの関わり方とは。

思い入れの詰まった珠玉のアイテムや、その活用法を聞いてみた。

【PROFILE】
二本柳 陵介さん:『ゲーテ』編集長
月刊誌『GOETHE(ゲーテ)』、ゴルフ雑誌『GREENGORA』などの編集長。150万部を突破した長谷部誠「心を整える。」、内田篤人「僕は自分が見たことしか信じない」、桑田真澄「心の野球」など数々のベストセラーを手掛ける。

モノに思い出を刻むことで自分の軌跡を感じられる

雑誌『ゲーテ』の編集長・二本柳さんは、「モノを育てる感覚を大事にしている」と言う。

「いろいろなブランドに触れたいという思いはありますけど、『自分といえばコレ』みたいな考えは持たないようにしています。今回紹介するクラッチバッグも一見すごいデザイン。でも、使ってみることで印象が変わります。便利だったり周囲から意外な反応が得られたり。モノを育てる、という意味ではジーンズやレザーに引かれやすい傾向はありますね」

旅の相棒として長年使い続けるスーツケースも、年季が入っているのがひと目で分かる。仕事での海外渡航が多い二本柳さんは、旅の記憶を残すために傷がつくのも、まったくいとわない。

「仕事でドイツに行くことが多くて、フランクフルトのアウトドアショップでなじみの店員からパタゴニアのステッカーをもらうので、ペタッと貼る。なんだか旅に出たくなるロゴなんですよね。あと、ベルリンにサッカー関連の取材に行った時のことなんですが、ひいきのチームのステッカーを貼っていたんです。そうしたら、屋台でサッカー少年が近づいてきて、『この上から貼るよ』と現地ベルリンのチームのシールを貼られたんです(笑)。雑に貼ってあって、それもいいな、と」

こうして記憶が刻み込まれることで、モノは育っていくという。

「ゲーテではファッショナブルを文字った『パッショナブル(=情熱体質)』というテーマを掲げていて、仕事にも遊びにも趣味にも全力を尽くすというライフスタイルを提案しています。釣りでもワインでもクルマでも、もっともっと楽しんでいくことがこれからの時代のキーになるのではないでしょうか」

最近は某ブランドが個人的にトレンドで、いろいろと試しているところ。

「デザイナーがぶっ飛んでいて、興味深いんです。今後、特集する可能性もあるので、ご期待ください」

7年以上の旅の相棒!白いスーツケース
「旅の記録になるから」との理由で一度も洗ったことがないという白いスーツケースは、年間10回は行くという海外出張時に愛用。旅先で手に入れたステッカーをところどころに貼ってカスタム。他と被らないカラーもお気に入り。

RIMOWA
ユナイテッドアローズ別注のスーツケース
実勢価格:約9万5000円

仕事の節目で記念に手に入れた思い出深い高級時計

「時計は身につける人の人柄が出る」という二本柳さん。現ウブロ会長であるジャン-クロード・ビバー氏へのリスペクトと、ある仕事での成功を記念して手に入れた逸品で、傷がつくのも“味”として楽しんでいる。

HUBLOT
ビッグバン
実勢価格:100万円超(購入当時の価格で)

空港で一目惚れしたカードケース

「これを買ってから、なんだか仕事もうまくいくようになった気がします」。自分らしさを考える上で、名刺入れはずっと悩んでいたとのこと。あるとき空港の店舗で出合ったボッテガ・ヴェネタの名刺入れに一目惚れ。決め手はカラー。

ボッテガ・ヴェネタ
名刺入れ
価格:不明

意外性あるデザインに引かれた女子ウケ抜群のバッグ

どんなスタイルでもアクセントになるというクラッチバッグ。「なんでも使ってみる」が信条で、絵柄の面白さに引かれたという。オンもオフも携帯できるサイズ感と、女の子からのウケがいいとのこと!

FURLA
クラッチバッグ
実勢価格:2万5920円〜

関連サイト


GOETHE[ゲーテ]

『デジモノステーション』2018年5月号より抜粋。

  • photo下城英悟(GREEN HOUSE)