きっとあなたも共感できるはず。“36歳の大人たち”のヒューマンドラマ【この海外ドラマが間違いなし!『THIS IS US 36歳、これから』】

【この海外ドラマが間違いなし!】定番の名作から最新作までおすすめ海外ドラマをピックアップ。これさえ観ておけば間違いなしのおすすめ作品をご紹介します。今回取り上げるのはこちら!

※第1話ネタバレを含みます。

多くの人は、大人になるにつれて人生経験が増え、賢くなる。しかし、その副作用からか、心は柔らかさを失ってしまいがちだ。

そんなカチカチの心を優しくほどいてくれるのが今回ご紹介する『THIS IS US 36歳、これから』。全米視聴率No.1を記録、さらにエミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞した作品だ。誰もが共感できる温かいヒューマンドラマとして、国境を超えて人気を集めている。

企画・製作総指揮・脚本は、ディズニー映画『カーズ』『塔の上のラプンツェル』の脚本家ダン・フォーゲルマン。監督・製作総指揮は『ブラザーズ&シスターズ』のケン・オリン。

キャストにも『HEROES/ヒーローズ』のマイロ・ヴィンティミリア、歌手としても人気のマンディ・ムーア、『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』でエミー賞受賞のスターリング・K・ブラウン、『リベンジ』のジャスティン・ハートリーら実力派が名を連ねる。主人公のひとりで肥満に悩むケイトを演じた個性派女優クリッシー・メッツも要注目だ!

36歳という“中途半端な年齢”を迎えた男女4人の物語を描く

自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優ケヴィン(ジャスティン・ハートリー)、“脱・肥満”を目標に努力する双子の妹ケイト(クリッシー・メッツ)、幼いころに養子として迎えられ今では幸せな家庭を築いているエリート会社員ランダル(スターリング・K・ブラウン)。自分たちのことを“ビッグ・スリー”と呼び絆を確かめ合っていた3兄弟は大人になり、それぞれの人生の課題と向き合っていた。

しかし、その3兄弟の父親ジャック(マイロ・ヴィンティミリア)と母親レベッカ(マンディ・ムーア)が若い頃も、心境は同じだった。
異なる時代を生きる36歳の男女。迷い悩みながらも、それぞれのペースでゆっくりと前進していく。

ここが見どころ!

「酸っぱいレモンでも、レモネードは作れる」

というセリフが、このドラマのメッセージを象徴していると思う。

“酸っぱいレモン”は、思い通りにいかない人生のメタファーだ。このドラマの主人公たちは、36歳という“もう若くはない年齢”を迎え、自分が今歩んでいる人生が幼い頃に思い描いていたものとは違うことに愕然とする。

しかし、どんな人生でも、自分の工夫しだいで喜びや愛を感じることはできるのだ。自分が今どこに立っていたとしても、そこから一歩踏み出して幸せの方に向かって歩いていくことができるのだと教えてくれる。そして、理屈だけでは動けない人間の繊細な心の機微も温かい目線で描かれている。

多くの海外ドラマ(特にヒーロー・犯罪捜査モノ)には、自制心が強く常に合理的な行動をとる完璧超人がたくさん登場するのだが、本作はそうではない。つい感情的になって気持ちとは真逆のセリフを吐いてしまったり、感情を爆発させて自己嫌悪に陥ったり……。そういった生身の人間らしさが、国境を超えて多くの人々の共感を呼んでいるのだろう。

このドラマの大きな特徴は、36歳になった3兄弟“ビッグ・スリー”と、父親ジャックが36歳だった頃の話が同時進行する構成だ。

子どもにとって、育ての親は多くの場合絶対的な存在。それだけに期待しすぎてその反動で責めたてたくなることもある。だが、“結局、親だって人間”なのだ。36歳のジャックも、“ビッグ・スリー”と同じようにもがき苦しみながら、それでも子どもたちに精いっぱいの愛情を注いでいた。

『THIS IS US 36歳、これから』は、ひとりひとりが心の奥深くに秘めているもっとも繊細で弱い部分にそっと寄り添ってくれるようなドラマ。男女問わず共感できるストーリーなので、寝る前に夫婦で一緒に観るのもいいかもしれない。きっと、「人生捨てたもんじゃない」と思えるはずだ。

『THIS IS US 36歳、これから』(全18話)
海外ドラマ専門チャンネルAXNにて、全18話を一挙放送!
5月3日(木・祝)〜6日(日)連日12:00スタート
※第1話〜3話はスカパー!無料放送

また、字幕版を日本初放送!
字幕版:5月12日(土)22:00スタート
二カ国語版:5月13日(日)23:00スタート

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関連サイト

『THIS IS US 36歳、これから』公式サイト(AXN 海外ドラマ)