G-SHOCK誕生35年、シチズン創業100年。初めて選ぶなら歴史に裏打ちされたこの時計【プロが語る定番&ロングセラーアイテム50】

【各ジャンルのプロたちが語る 定番&ロングセラーアイテム50】

長く使われるものには、愛されるだけの“価値”がある!そこでここでは、入れ替わりの激しいデジモノ市場において「定番」「ロングセラー」という称号を得た奇跡の製品(シリーズ)をピックアップ。長らく市場をウォッチし続けてきた本誌連載陣が極めつけの全50アイテムを紹介する!!

「最初の1本」の候補に入れたい腕時計のロングセラー・モデル

腕時計にはロングセラーと呼ばれるモデルが少なくない。ブランドへの信頼はもちろん、そのアイコンとして位置づけられるような意匠や、クオリティが支持されているからこそロングセラーになっているわけで、しかもそのクオリティも、発売当初より向上しているものがほとんどだ。

そして今年、グランドセイコーは、専用のメカニカル・ムーブメント「キャリバー9S」の誕生から20年、専用クオーツ・ムーブメント「キャリバー9F」の誕生から25年を迎えた。さらに、G-SHOCKは誕生から35年、シチズンは創業100年という節目の年でもある。

そこかしこで「アニバーサリー」が謳われる昨今だが、どれもここまで長く続いているのは、信頼を獲得していることの証左。デザインの好みは人それぞれなので、一概に「ロングセラー=間違いのない買い物」とは言えないけれど、初めて時計を選ぶなら、ロングセラーはひとつの指針にはなりそうだ。

No.1
クラシカル・デザインで実用性も十分

グランドセイコー
SBGW235
価格:54万円

グランドセイコーは、どれも精悍かつ上品な雰囲気を醸すが、なかでもノンデイト三針の『SBGW235』は、クラシカルな表情が印象的なモデル。丸みを帯びたアイボリーのダイアルにセットされるのは、センターに楕円の駒を用いたブレスレット。ルックスはクラシカルながら、最大巻き上げ時で約3日のパワーリザーブを誇る、質実剛健な1本。

かつてこのモデルに採用されていた手巻きムーブメントをアップデートした9S64を搭載。約3日の持続に加え、精度の安定性も向上。

 

No.2
中身も進化した5000系G-SHOCK

カシオ
G-SHOCK GMW-B5000D-1JF
価格:6万4800円

デビュー35周年の節目にあたる今年4月に発売された、5000系のフルメタルG-SHOCK。1号機のルックスを継承しながらも、外装、構造、モジュールを進化させたロングセラーの系譜だ。外装のフルメタル化に伴い耐衝撃構造は刷新され、ステンレス製ベゼルとケースの間にファインレジンの緩衝材をセット。「次世代の定番G」と呼ぶにふさわしいモデルだ。

左のシルバーとともに発売されるのが『GMW-B5000TFG-9JR』(価格:7万5600円)。ゴールドIPをまとった35周年記念モデルだ。

 

No.3

ザ・シチズン
AQ1020-51E
価格:35万6400円

シンプルで美しいたたずまいとシチズンの技術力を融合させたザ・シチズン。高精度エコ・ドライブの搭載により定期的な電池交換が不要なうえ、年差±5秒という高精度を誇る。スーパーチタニウムの採用により軽量かつ傷にも強い。

 

No.4

Knot
クォーツ クラシックシリーズ CS-36 スモールセコンド+栃木レザー NATOタイプ ストラップ
価格(合計):2万1060円

2014年のデビュー以来、人気を獲得しているKnot(ノット)。時計本体、ストラップともにメイド・イン・ジャパンでありながらも手に取りやすい価格帯を実現。そして時計本体とストラップを自由に組み合わせられるスタイルは、時計の新たなスタンダードになりつつある。

 

No.5
性能の高さで支持を得るダイバーズ

セイコー
プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナル SBDX013
価格:37万8000円

1965年に誕生し、以来、長年にわたって高い信頼を得るセイコーのダイバーズ・ウォッチ。時計本体に外胴プロテクターを装備したこのスタイルも1975年に生まれ、今なお高い人気を誇るモデルだ。ケース、ベゼル、ダイアルを2一色とした精悍なルックスは、深海におけるダイバーのストレスを軽減する、理に適ったデザイン。

 

『デジモノステーション』2018年6月号より抜粋。