カメラは“神機”の後継者を選ぶべし。時代を作った名機の新世代モデル5選【プロが語る定番&ロングセラーアイテム50】

【各ジャンルのプロたちが語る 定番&ロングセラーアイテム50】

長く使われるものには、愛されるだけの“価値”がある!そこでここでは、入れ替わりの激しいデジモノ市場において「定番」「ロングセラー」という称号を得た奇跡の製品(シリーズ)をピックアップ。長らく市場をウォッチし続けてきた本誌連載陣が極めつけの全50アイテムを紹介する!!

新市場を生み出した“神機”の後継者たちに注目!

今回、カメラの定番&ロングセラーとしてセレクトした5製品は、結果として、どれもそのカテゴリーを切りひらいてきたパイオニア的存在(=神機)の後継機ばかりとなった。熱い挑戦心を初代モデルから受け継ぎつつ、後続を寄せ付けないたゆまぬブラッシュアップが「定番」を生み出しているのだ。

それらの中でもとりわけユニークなのが、初代モデルから、最新の第5世代モデルまでをいまだに併売している(!)ソニー「DSC-RX100」シリーズ。1.0型センサー搭載コンパクトカメラという「軸」をぶらすことなく、世代を重ねるごとに魅力的に進化してきた。

今回は、基本機能を完成させた第3世代モデルを一押しとしたが、予算が潤沢ならば、スーパースローモーション撮影などに対応した第4世代モデル『DSC-RX100M4』(実勢価格:9万4160円)、AF性能をより一層高めた第5世代モデル『DSC-RX100M5』(実勢価格:10万7070円)もおすすめだ。

No.1
1.0型センサー搭載コンデジの大定番!

ソニー
サイバーショット DSC-RX100M3
実勢価格:7万8500円

1.0型センサー搭載コンパクトカメラというムーブメントを生み出した『DSC-RX100』(2012年発売)は、現在その第5世代モデルまでを併売中。第3世代モデルである本機は、ポップアップEVFや180度回転し、自撮りも可能なチルトモニタ、F1.8-2.8という明るさを誇るf=24~70mm相当ズームレンズなど、今でも色あせない高完成度が自慢だ。価格的にも8万円を切っており、買い求めやすくなっている。

EVF内蔵や大口径ズームレンズなど、基本性能が第2世代モデルから大きく進化。第5世代モデルまでの中で、最もコストパフォーマンスに秀でたモデルだ。

 

No.2
フルサイズ一眼レフならこれを狙え

キヤノン
EOS 5D Mark IV・EF24-105L IS II USM レンズキット
実勢価格:51万3970円

2005年に発売され、フルサイズセンサー搭載一眼レフを手の届く存在にした『EOS 5D』の後継機(第4世代目)。撮像素子や映像エンジンが刷新され、フラッグシップモデル『EOS-1D X Mark II』(ボディのみで65万円オーバー)顔負けの高画質を実現したほか、Wi-Fi/GPS内蔵、タッチパネル式モニタ、4K動画撮影対応など、最新世代モデルならではの機能も一通り備えている。

有効3040万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載。シリーズとして初めて、像面位相差AF「デュアルピクセルCMOS AF」に対応している。

 

No.3

GoPro
GoPro HERO
実勢価格:2万8900円

アクションカメラの仕掛け人「GoPro」のエントリーモデル(動画は1440/60pまで)。使い勝手を大きく高める2型のタッチパネル式モニタ、最大10mまでの防水性能を備えながら2万円台という手ごろな価格を実現している。もちろん、GoPro自慢の各種アタッチメントはそのまま利用できる。

 

No.4

リコー
THETA V
実勢価格:5万1880円

1度のシャッターでカメラを中心とした全方向を記録できる全天球カメラの大定番「THETA」シリーズ最新鋭フラッグシップモデル。4K画質での撮影に対応したことで、動画撮影時の情報量が劇的に向上しているほか、4つの内蔵マイクを使った空間音声記録対応など、多くの点が進化。

 

No.5
これがフルサイズミラーレスの新標準

ソニー
α7 IIIレンズキット
実勢価格:26万9870円

フルサイズセンサー搭載ミラーレスカメラ「α7」シリーズの最新・中核モデル。レンズキットで20万円台半ばというバーゲンプライスながら、上位機『α9』『α7R III』譲りの優れたAF性能や、高速連写機能(メカシャッター利用時で最大10コマ/秒)を備えている。従来モデルで最大の泣き所とされていた電池の持ちも、『α9』で新採用された大容量バッテリーを採用したことで解消されている。

 

『デジモノステーション』2018年6月号より抜粋。