鮮度の落ちたお米もおいしく炊ける!新「Wおどり炊き」の能力を実食レビュー

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

 

お米の鮮度や銘柄にあわせた圧力や加熱時間で最適に炊飯

可変圧力おどり炊きと、IHコイルの高速切替による大火力おどり炊きの組み合わせで、お米一粒一粒をおどらせて炊く「Wおどり炊き」の2018年モデル。新たに圧力センサーがお米の鮮度を自動認識して、最適に炊き上げる「鮮度センシング」機能を搭載。古くなったお米も新米のように炊ける。また、銘柄炊き分けコンシェルジュの対応銘柄は50銘柄に対応する。

パナソニック
Wおどり炊きSR-VSX108
実勢価格:11万6640円

【SPEC】
本体サイズ:幅27.5×奥行き36.1×高さ23.4(46.8)cm
本体質量:7.8kg
炊飯容量:0.5〜5.5合
加熱方式:6段全面IH
メニュー数:14(白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・雑穀米・炊き込み専用・赤飯・炊きおこわ・すしめし・カレー用・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ)
銀シャリ炊き分け:食感自在炊き分け(ふつう、かため1〜3、やわらか1〜3、もちもち1〜3、しゃっきり1〜3)
炊飯時間:24分〜
消費電力:約1210W
付属品:しゃもじ、しゃもじホルダー、計量カップ
内釜:ダイヤモンド竈釜、内面ダイヤモンドプレミアムコート

 

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日本中の銘柄米に加えて赤飯や玄米もこれ1台で美味しく炊ける

「Wおどり炊き」の新モデルが登場した。まず、従来モデルと大きく変わったのがデザイン面だ。今回からブラックとホワイトの2色展開となった。単色となったことで一見すると目立たなくなったが、マットな質感で、キッチンでのインテリアの統一感は作りやすくなった印象だ。

ではご飯を炊いてみよう。基本となる白米・銀シャリコースでは食感を「ふつう」のほか「かため」「やわらか」「もちもち」「しゃっきり」から選択でき、「ふつう」以外はそれぞれ3段階で調整できる。

「ふつう」で北関東産コシヒカリを炊いてみたが、適度な粒感と柔らかさのバランスがよい炊き上がりとなった。個人的にはもうすこし粒感が強めなのが好みだったので、次は「しゃっきり1」に設定することでさらに好みに寄せられた。13種類の食感から調整できるので好みやメニューに合わせての調整はしやすいだろう。

新機能として搭載されたのが鮮度の落ちたお米を美味しく炊く「鮮度センシング」機能。自宅では鮮度の異なる同じお米を用意できなかったのだが、同製品の発表会で食べた限りでは、よりみずみずしく、もちもちした食感に炊けていた。常温で白米を保存している場合でも、より美味しく炊けるだろう。しかもこの機能は設定が不要で、自動的に鮮度をチェックして調整してくれるのがうれしい。

唯一気になったのがメニュー構造だ。食感設定も設定の階層が深くなっていたり、もち米を使う赤飯が「白米」メニューに入っているなど、やや操作に手間取るところもあった。このあたりは慣れが必要だろう。

とはいえ、保温機能を搭載した炊飯器として炊き上がりのバランスの良さは従来モデルと同様にトップクラスだといえる。さらに、独自のスチーム保温機能により、12時間を超えても保温ご飯の品質が高いレベルでキープされていた。これなら家族それぞれの食事時間がずれているような家でも美味しいごはんが楽しめるはずだ。

様々な銘柄を楽しんだり、玄米や赤飯なども手軽に炊きたい。新「Wおどり炊き」ならそんな多彩なニーズにも応えてくれる。

13段階で食味を調整して好みに合ったごはんが炊ける

白米の「銀シャリ」コースではトータル13種類の食味に炊き分けが可能。「ふつう」以外の4つの食味設定は前モデルの2段階から3段階なり、よりきめ細かい食味が選べるようになった。「しゃっきり」から「もちもち」まで対応できる食味幅は広い。

様々なモードで食べて見たが個人的な好みは「しゃっきり1」。もともと弾力の強いコシヒカリでは「ふつう」だとやや柔らかくなり、粒感を高めた方がバランスはよくなった。細かく調整できるのが便利だ。

50銘柄の炊き分け機能や鮮度センシング機能を搭載

新搭載の「鮮度センシング」機能では、ふた部に搭載する圧力センサーが減圧スピードなどからお米の含水率の違いを検知。鮮度が低い場合には圧力を高めることで、パサつきを抑え、より美味しく炊き上げる。

従来モデルでも搭載していた「銘柄炊き分けコンシェルジュ」では新たに福井県産の新銘柄「いちほまれ」と宮城県産の「だて正夢」を搭載し、合計50銘柄に対応。それぞれお米の特性にあった火加減、加圧時間のプログラムで炊ける。

玄米もちもちごはんや赤飯も簡単に炊ける

通常なら浸水やざる上げなどで約13時間はかかる赤飯を約46分で炊き上げられる赤飯モードを搭載。もち米ならではのもちもちとした食感が楽しめた。また同様に「おこわ」にも対応。白米と同じ感覚で手軽に炊けるので日常的に楽しめる。

健康志向の高まりで食している人が増えている玄米。通常の玄米ごはんモードに加えて「玄米もちもちごはん」コースも用意。より白米に近い食感になるため、玄米初心者でも食べやすい印象。「玄米もちもちごはん」の炊飯時間は87〜109分だ。

圧力タイプながら付属品は少なめでメンテナンス性が高い

内釜やスチーム用の水容器以外で炊飯後に洗う必要があるのはふた加熱板(内ぶた)、ふたにあるうまみ循環タンク(2つに分離)だけ。圧力ボールなど洗いにくいパーツはなく、汚れはさっと流せる。
本体内部にはフラットなステンレス製クリアフレームを採用しているため汚れにくく、汚れたときもさっと拭ける仕組み。また、ふたを開けたときに、上蓋に付いた水滴が垂れたりしないのも衛生的だ。

 

『デジモノステーション』2018年7月号より抜粋。

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Wおどり炊き SR-VSX108