軽井沢でしか買えないエリア限定ビール『クラフトザウルス・ペールエール』の“衝撃のホップ香”とは?

「軽井沢を日本一のクラフトビールの街」にするための起爆剤として産声をあげた、軽井沢エリア限定販売ビール『クラフトザウルス』が誕生してもうすぐ1年が経つ。

この1年の間に酒税法の改正など、日本のクラフトビールを取り巻く環境に大きな変化があったものの、この地域限定ビールは軽井沢町、御代田町、北軽井沢エリア、横川(群馬)、そして佐久平駅構内という販売エリアを堅持し続けている。

『クラフトザウルス』には『軽井沢ペールエール』と製造年ごと限定生産でアルコール度数10%の『軽井沢ビンテージエール』があるが、今回飲んだのはペールエールの方。缶ラベルに書かれた「天地を突き抜ける衝撃のホップ香」というフレーズが、クラフトビール好きの期待をかきたてる。

まず一口含むと、ペールエールタイプのクラフトビールらしい爽やかな苦みが感じられる。“衝撃のホップ香”とは言うが、決してやりすぎ感はない。むしろもっと「エグ味」を感じるほどに強烈なホップ香を好むビール好きもいることだろう。

それにしても、泡のなかにホップの豊かな香りがたちこめているかのようなテイストは、「よなよな」をはじめ数多くの個性的な銘柄をそろえるヤッホーブルーイングならではの見事な仕立て。泡がなくなっていくのをこんなに惜しいと思えるビールは他になかなかないかも。そして、何口か飲んで舌が苦みに慣れてくる頃には、ホップ香が「グレープフルーツのよう」と形容される理由もわかってくる。

350ml缶での販売だが、飲み始めから飲み終わりまで印象が刻々と変化する、ゆっくり飲むほどに飲みごたえを感じるビールである。

“エリア限定”がコンセプトの商品とはいえ、このテイストが軽井沢周辺に行かなければ楽しめないというのは実に惜しい。だが待てよ、すでに全国各地でクラフトビールのブルワリーが思い思いのビールを作っている昨今、ご当地グルメ旅ならぬ、ご当地ビール旅(ビア・ツーリズム)なんて楽しみ方を考えてみるのはどうだろうか。その第一歩が『クラフトザウルス』を求めての軽井沢への旅だと思えば、それはそれで悪くないような気がしてくる。

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新ブランド『軽井沢ビール クラフトザウルス』を7月4日(火)より発売 | |ヤッホーブルーイング コーポレートサイト