水上ラジコンで気分爽快!RCヨット&ボートでライバルをぶっちぎれ【アウトドア水遊び】

【新定番 アウトドア水遊び】

連日35度超え! 今年は120%猛暑である。はっきり言って何もする気にならない。水遊びを除いては……。
昔から涼を取るのに一番手っ取り早い方法は、大人も子供も水遊びと言われていたかどうかは知らない。ただ、自然の中で水と戯れていると猛暑のことなど忘れて、涼しく楽しいことだけは間違いないのだ。これからいよいよ夏休み本格シーズン。ここで紹介するような本気の水遊びに興じてみるのはいかがだろうか?

レースしてみろ!RCヨット&ボート


自ら海や川に入ってビショ濡れになるだけが水遊びにあらず。本物のようなヨットやボートを操縦する水上ラジコンにも、ぜひ挑戦してもらいたい。水飛沫を上げながらの航行は気分爽快で、何よりもライバルとのレースがとにかく熱い!灼熱の太陽の下、手に汗握る“水面の格闘技”を満喫しようではないか!!

RCヨット&ボート
RC YACHT & BOAT

RCヨットは甲板に張るセール(帆)と下部に備わるラダーを操作して進むのが特徴。RCボートは後方のスクリューとラダーをコントロールして船体の動きを制御する。今回紹介するのは、いずれも必要なものがそろっていて初心者が遊びやすい完成品のレディセット。

ライバル艇をぶっちぎり自在に操舵する!

水面で遊ぶRCヨットやRCボートは、室内や路上で気軽に走行できるラジコンカーに比べると、縁遠くて操作が難しく感じるかもしれない。しかし、いざ試してみると両者は操縦しやすく、安心して楽しめることに気づく。

その大きな理由のひとつは、速度が極端に出すぎないこと。特にRCヨットは風が動力源のために、ユーザーが誤って速度を上げすぎることはない。その分、落ち着いて操縦できるというわけだ。

「強風により急にスピードが速くなっても、セールの調整で簡単に減速できます。しかも、波がやや強くなって船体が傾いても大丈夫。多少の水をかぶっても故障する心配はありません」

そう話すのは、京商の商品担当者・濱崎剛志さん。一方のRCボートは、送信機のアクセルを緩めることにより、水の抵抗も相まって自然に減速する。万一、誤って舵を切りすぎて転覆したとしても沈没する心配はない。

「船体が引っくり返っても、すぐさま元に戻ります。これは重心が片側にずれているからなんです」(濱崎さん)

こうした安心な設計により、両者を遊んでいる際は驚くほど操縦に熱中でき、制御するコツも比較的つかみやすい。初心者でもノープロブレムだ!

「今回用意したRCヨットとRCボートは、いずれも工具を使わずにセッティングできますし、後片付けにも手間取りません。ぜひいろんな人に楽しんで欲しいと思います」(濱崎さん)

気になる遊び場所としては、波の立ちにくい池や川などが挙げられる。

「例えば東京近郊なら、今回の撮影に協力してもらった『フィッシュオン王禅寺』(神奈川県川崎市)のほか、江戸川や相模川にもユーザーが集うスポットがあります。こういった場所で始めてみるのがお勧めです」(濱崎さん)

また、メーカーが主催するレースに参加するのもいいだろう。例えば京商では、水上ラジコンのイベントを毎年のように開催中で、初心者が楽しめるクラスも用意されているとか。もちろん、スキルを磨いて熟練者が競い合う上位クラスに挑戦するのもアリだ!

「弊社のRCヨットはカーボン製の船体が選べますし、RCボートはエンジンなどのカスタムパーツが充実しています。それらを利用してさらなるスピードアップを図り、レースに挑むのもいいでしょう」(濱崎さん)

始めやすくて奥が深いRCヨットやRCボートの世界。操縦に慣れてきたら自分だけの船体を仕立て上げ、ライバルとの勝負を存分に楽しもう!

動力源は自然の風!

京商
レーシングヨット シーウインド レディセット KT-431S付
価格:5万1840円

20年以上も人気を誇るロングセラー。ツヤのあるブルーのABS製ボディが水面によく映える。単3形乾電池4本を使用する2.4GHz仕様の送信機が付属。

SETTING

まずは電池ボックスに単3形乾電池4本を入れた後、直進安定性を高めるキールと船体の向きを制御するラダーを、それぞれ下部にセットする。


次にセールを取り付ける工程では、前後方向→左右方向の順で各ロープの張り具合を調整するのがコツだ。


後にラダーとセールが動くことを送信機で確かめたら準備完了。

CONTROL

左側のスティックを上下させることで、セールの向きが変わり、風の受け具合を調整可能。一方、右側のスティックを左右に動かすとラダーの向きが変わり、方向を転換できる。

風を感じながら船体を制御!

ENJOY POINT
■風に合わせてセールを操作
■スピードに乗って大きく方向転換
■強風で船体が傾いても慌てずに
風向きに合わせて、ジブ(前方)とメイン(後方)の両セールの開き具合を調整しながら船体を制御する。風を受けすぎて船体が傾いた際には、セールを開放して風を逃せばいい。また、その場で急旋回させるのは難しく、向きを変える際は速度に乗せて一気にラダーを切るように航行させる。なお、船底にキールを備えるため、極力深いところで入水させること。使用後は水分をしっかり拭き取ってから片付けるように。
使用後には水抜きや乾拭きも忘れずに

跳ねて進む姿は、まるで飛び魚!

京商
京商 EPジェットストリーム600 カラータイプ2 レディセットKT-231P付
価格:3万2184円

後方にターンフィンを備え、右方向へスムーズに旋回できる。パワーを最大限に引き出せるよう、モーターは水冷仕様。送信機は単3形乾電池4本を使う。

SETTING

まずは送信機をオンにした後、あらかじめチャージしておいた専用充電池をセット。浸水しないよう、カバーを固定する。

次にスクリューとラダーの動作をチェック。この際、回転したスクリューに触れないように気をつけながら、船体後方に手をかざすこと。これによりモーターの向きが正しいかどうかが分かる。
手のひらに風が届いたらモーターの位置が正しい証拠!

CONTROL

人差し指を掛けるスロットルでスクリュー、円形のホイールでラダーをコントロール。なお、送信機側面に備わるトリムスイッチにより、ラダーを正常な向きに変えられる。

水飛沫を上げつつ爽快にクルージング!

スクリューの回転数が増すと、飛び魚のように水面をダイナミックに航行する仕組み。操縦に慣れてきたら、実践してみよう。また、重心が左側に偏った自動復帰構造により、転覆状態から勝手に戻るので安心。なお、自動的に減速した際は、バッテリー残量が少ない証拠。電池切れに備えて近くに“帰還”させる。ちなみに航行の合間にはスクリューに木葉などが絡まっているかどうか確認し、船体の故障を防ぐこと。使用後には船体の水抜きも忘れずに行う。

ENJOY POINT
■スピードを出して勢いよく
■転覆を恐れずに急カーブ
■速度が落ちたら帰還の合図


スクリューのコンディションをこまめにチェック!

【Profile】

濱崎剛志さん:京商 営業本部 R&Dグループ サブマネージャー 濱崎剛志さん
プライベートでも水上ラジコンを楽しんでいる商品担当者。お勧めのプレイスポットは松戸駅近くの江戸川沿いと相模川の猿ヶ島堰。
【DATA】
期間限定で遊べる釣り堀のラジコン場
ベリーパーク in フィッシュオン! 王禅寺
住所:神奈川県川崎市麻生区王禅寺1227-2

「ベリーパーク in フィッシュオン!王禅寺」では同所のジロー池をRCボート用に8月12日まで開放中。4時間/1600円、8時間/2700円で利用できる。

親子で楽しみながら、水中&水際を攻められる!
防水対応ラジコンカタログ


レースへの参加を目指せるRCヨットやRCボートとは異なり、もっと気楽に子供たちとゆる~く戯れるなら、これらのラジコンがお勧め。簡単な操作で水面または水中を航行できる上、汚れたら気兼ねなく洗えるのもワンパクな親子には心強い!

RCホバーで水面を“ウキウキ航行”

ハピネット
R/Cホバークラフト ホバーシャーク
価格:9698円

陸や氷上とともに水上をスムーズに前進。操縦次第ではドリフトのように横滑りしながらのコーナリング走行も楽しめる。本体の電源は内蔵バッテリーで最長駆動時間は約15分。付属の送信機は単3形乾電池2本を使用する。

下部のラバー製クッションが、滑らかな走行をサポート。後部には大型ツインファンを備え、9.6Vのハイパワーバッテリーと相乗効果で強い推進力を生む。

RCバギーで水辺を“ラジ散歩”

CCP
ラジオコントロール W-DRIVEプラス
価格:8618円

水陸両用のラジコンカー。河岸から入水し、そのまま水面を移動できる。操縦には付属の送信機を使用し、スティックの傾け具合で速度を調整可能だ。走行速度が緩く、一緒に“散歩”するのにはうってつけ。

グリップ力の高いタイヤを採用。衝撃を吸収するサスペンションと相まって凸凹道でも難なく走れる。

RC潜水艦で水中を“ギョギョっと探検”

CCP
赤外線コントロール サブマリナーカメラ
価格:1万778円

水中航行が可能な潜水タイプ。先端に備えるエサ入れのアームにより魚を引きつけられる上、船頭のカメラで静止画や動画を撮影可能だ。専用送信機での操作距離は約2m。本体は単3形乾電池2本を使用する。

船体にはエサ入れアームやカメラに加え、2灯のヘッドライトを装備。水中での撮影をサポートしてくれる。“Wスクリュー”により、静止した場所で方向展開するのも思いのまま。なお、送信機のスティックを傾ける角度によって、水中での航行スピードなどを調整できる。

『デジモノステーション』2018年9月号より抜粋。