ガチでクルマ暮らしを目指すならこれ! 本気の「キャブコン」厳選4モデル
本気でキャンピングカーを使って何泊もの旅をしたいと考えるなら、多くの人が第一候補に挙げるのがトラックなどをベースにキャビンスペースを架装した“キャブコン”と呼ばれるカテゴリーだろう。“バンコン”と呼ばれるワンボックスをベースとしたキャンピングカーとの最大の違いは、その快適性だ。
バンコンの場合、スペース特に高さが限られる場合が多いが、キャブコンであれば車内で立って過ごすことも可能なので、例えば雨であまり車外に出られないような日が続いても、ストレスがたまることが少ない。今回は、ガチでキャンピングカーで暮らしたいと考える人向けに、本気で暮らせるキャブコン4モデルをセレクトした。価格はそれなりに高価だが、その価値のあるモデルばかりだ。
エアコンなどの家電を遠慮なく使える電装システム
クレア・スティングEvolution(ナッツRV)
暑い日が続くこの季節、車内で過ごす際に欠かせないのがエアコン。ただ、キャンピングカーのサブバッテリーでエアコンを駆動できる時間には限りがあり、サブバッテリーの容量にもよるが一晩持たないというものも少なくない。
そこで紹介したいのが「Evolutionシステム」と呼ばれる電装システムを装備した、ナッツRVの『クレア・スティングEvolution』というモデルだ。サブバッテリーが切れてもアイドリングで充電できるので、真夏日であっても遠慮なくエアコンが使える。




EVOLITEシステムで買いやすい価格を実現
『クレソンヴォヤージュEVOLITE』(ナッツRV)
上記の「Evolutionシステム」の容量などをやや落とし、価格も抑え気味とされたのが「EVOLITEシステム」。とはいえ、家庭用のエアコンをアイドリング状態で使える機能は確保している。このシステムを採用しているのが同じくナッツRVの『クレソンヴォヤージュEVOLITE』。サブバッテリーを3本搭載し、一晩エアコンが使える点も上記モデルと同様だ。




このクラスのベストセラーはコレ!
『ZIL(ジル)』(バンテック)
キャブコンクラスのモデルで、累計販売台数3500台オーバーというベストセラーとなっているのがバンテックの『ZIL(ジル)』というモデル。光を採り入れる窓を広めに取り、落ち着いた配色のインテリアと相まって車内でもリラックスして過ごせる。アウトドアで処理に困るゴミ入れを床下に設けるなど、リアルな使い勝手に配慮した機能性も売りだ。




充実の装備で快適生活をサポート
『レガートネオプラス』(LIキャンパーズ)
トリプルサブバッテリーや家庭用エアコンに加え、温水シャワーや65Lの冷蔵庫など充実の装備を誇るのがLIキャンパーズの『レガートネオプラス』。オプションでは発電器や電子レンジも装備可能だ。プルダウン式のベッドや外部からアクセスできる後部の収納など使い勝手に優れているのも特徴。



