Google、クラウド型デジタルホワイトボード『Jamboard』を国内販売開始。本体価格は64万円

Googleは、55インチの4K UHDディスプレイを備えたデジタルホワイトボード製品『Jamboard』の日本国内での販売を開始した。付属のペンや使用者の指で自由にテキストや図形を描画でき、遠隔地にある『Jamboard』同士、あるいはコンパニオンアプリをインストールしたスマートフォンやタブレットといった端末とリアルタイムに連携させて使うことができる。

AIを活用して文字や図形を自在に変換

『Jamboard』では、描かれた手書き文字を自動でテキストオブジェクトに変換することができるばかりか、図形やイラストも類似した候補を自動で提示してくれる。絵心がなくても似たイラストを選択すればOKだ。これらの機能にはAIが活用されている。

「G Suiteファミリー」の一環と位置づけられていることから、Googleドライブ等のクラウドとも完璧に連携。プレゼンテーションのスライドショーをそのまま画面に読み込んだり、Googleマップの地図を切り取って画面に貼りつけるといったことも可能だ。

電池不要、ペアリング不要のペンと消しゴムが付属

付属のタッチペンと消しゴムは電池不要で複雑なペアリング設定も不要。本体購入後にオプションとして追加で買い足すこともできる。ちなみに標準構成の『Jamboard』にはタッチペン2本と消しゴム1個、壁掛け用マウント1個が付属する。

気になるお値段は?

すでに2017年5月より米国では販売されていて、日本は14カ国目の発売となる『Jamboard』。本体価格は64万円で、利用には別途年額7万7000円の「Jamboardソフトウェアライセンス」に加入する必要がある。このライセンスには年間管理費、ソフトウェアアップデートおよびサポート費用が含まれるという。

また「キャスター付きスタンド」は追加オプションで、こちらは17万3000円。その他オプションとしては、配送・組み立ておよび動作確認の「ベーシックサービス」が4万1000円、設置前コンサルと配送・組み立てならびに動作確認と設置後の導入支援を実施してくれる「プレミアムサービス」が18万9000円だ。

さすがに個人で導入するのは困難な価格設定だが、競合製品となるマイクロソフトの『Surface Hub』と比べるとやや安価でもある。もっともフル機能PCとしての機能は持たない『Jamboard』を単純比較はできないものの、GoogleとしてはAI補助や価格優位性をアピールしていきたいという考えであるようだ。こうした「デジタルホワイトボード製品」がこれからのオフィスにどのように普及していくのか、注目していきたいところではある。

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