コーヒーメーカーのツインバード工業、“自分だけの究極の一杯”に出会えるワークショップ開催

新潟県燕市の家電メーカー、ツインバード工業がコーヒーメーカーを発売したのは1988年のこと。以来30年、「ドリップ式コーヒーメーカー」や「全自動コーヒーメーカー」など、さまざまなタイプのコーヒーメーカーを販売してきた。

2013年に発売されたコンビニコーヒーがヒットしたことにより、コーヒーメーカー市場は現在、年間250万台程度まで拡大。同社はコーヒーブームに乗り、新たな全自動コーヒーメーカーの開発に着手する。しかし、ものづくりのプロであっても、コーヒーに関しては素人だ。そこで、コーヒー界のレジェンド、カフェ・バッハの田口 護氏に監修を依頼し、徹底的に「味」を追求している。

自分が納得できる、世界一おいしいコーヒーメーカーをつくりたい

そんな想いから究極の一杯が楽しめる全自動コーヒーが誕生。粒度を揃える独自の低速臼式ミルを採用し、湯温調節は83℃と90℃に設定可能にすることで、美味しい珈琲を淹れるために必要な均一な粒度と注水温度を実現している。また、湯が6方向から断続的に注がれるシャワードリップや、すり鉢状ろ過層でプロのハンドドリップ技術を再現することに成功し「世界一美味しいコーヒー」を実現したという。

先日開催されたワークショップでは、2018年10月5日に発売されたばかりの全自動コーヒーメーカーの魅力を思う存分楽しむことができた。この製品の店頭予想価格は4万円前後。

大陸の味を6種類、日本のブレンドを2種類飲み比べ

試行錯誤のうえに開発された全自動コーヒーメーカーの発売を記念し、開催されたワークショップのテーマは「世界のコーヒー豆から“自分だけの究極の一杯”に出会う」。好みのコーヒーを探求し、自分だけの究極の一杯との出会いを体験できるイベントだ。

赤道から北緯25度、南緯25度のコーヒーベルトに分布する大陸の味が6種、日本のブレンド2種類が用意されていた。ブラジル、エチオピア、コロンビア、インド、ケニア、ハワイカウ、雪室ブレンド、バッハブレンドで、それぞれおすすめの挽き方や湯温で提供された。

まるでハンドドリップで丁寧にいれたかのような、際立つ個性を体感することができた。バッハブレンドは苦み、酸味、甘み、コクのバランスがとれている。筆者は実際にカフェ・バッファで本物のバッハブレンドを飲んできたが、ハンドドリップで淹れたコーヒーが見事に再現されていた。

ケニアはフルーティな香りで紅茶のよう。雪室ブレンドはコクと苦みが強めでガツンとくる味。個人的に気に入ったのはコロンビアだ。ハーブのような香りが強いが、後味はしっかりしたボディ感を楽しめる。他の銘柄も個性がハッキリわかるので楽しい。

さらに、「もう少し苦みを増したい」という場合は挽き方を「細挽き」に変えるなど、好みに調整できる。実際に飲んでみたところ、挽き方や湯温を変えるだけで、全く印象が変わったことにも驚いた。色々な調整をすれば〝自分だけの究極の一杯“に出会うことができそうだ。

それぞれの豆のポテンシャルを生かし、好みの味にも変えられる全自動コーヒーメーカーは、コーヒー好きにとって魅力あふれる製品だと感じた。

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ツインバード工業株式会社