道具を変えれば味も変わる!職人の思いがこもった「男の調理器具」で食卓を彩れ【パパの買い物リスト】

理にかなった道具で心もお腹も満腹に!
無骨なのに遊び心もたっぷりな男の料理道具

パパであろうとママであろうと……キッチンでの道具はできるだけモチベーションが高まるモノを用意したい。そりゃあ、同じ用途の道具は100円ショップでも手に入る時代。けれども(とわざわざ声を大にしなくとも)、その差は歴然。単に“焼く”という行為ひとつとっても、道具の違いだけで、調理のしやすさ&おいしさに格段の差ができるのだ。

それに上質な料理道具は、機能面でも理にかなったものばかり。そこには職人の技術、想いが込められ、デザインも秀逸で、キッチンやテーブルまわりに鎮座していてもカッコイイのである。ここでは、まさに機能美を凝縮したラインナップを。「これらを使いたいがために料理する」そんな気持ちが湧き上がる!

南部鉄器をモダンにした立役者

小笠原鋳造所
蓋付フィッシュパン
価格:1万6200円

鋳鉄作家・故、小笠原陸兆氏によるロングセラーなフライパン。その名の通り、お頭付きの魚を難なく焼くのにぴったりなオーバル型。もちろん魚専用ではなく、さまざまな食材にどうぞ! 鉄は蓄熱性が高く、温度を一定に保つことができるので料理の腕前がグッとUP。適度な深さもあり、密閉性ある蓋も付きのため、煮る・蒸すにも使える。IH対応。サイズ:本体=幅約330×奥行295×高さ48mm、蓋=幅約295×奥行180×高さ65mm(蓋25mm、持ち手40mm)、重量:本体=約1.8kg、蓋=約1.3kg。

IHでも使える土鍋で団欒を

キントー
KAKOMI IH鍋 2.5l
価格:1万4040円

丈夫な高耐熱セラミックでできた土鍋で、発熱体を底面に焼き付けているため、IHでの使用もできる。テーブルの中央に置いて、鍋をつつき合うことを想定して設計されたため、深さは浅め。付属のトレーは蒸し料理の際に。また、高耐熱セラミックは温度差に強く、吸水性が低いためニオイ移りが少ないのもうれしい。一般の土鍋のデザインとは真逆のソリッドな風体。カラーは黒と白の全2色。

ピコ・ココット誕生40周年 特別カラー

ストウブ
ピコ・ココット ラウンド 20cm(サックスブルー)
価格:2万2464円

フランス生まれのストウブといえば、料理好きにはすっかりおなじみ。鋳鉄ホーロー、かつ蓋に、水分を循環させる突起(ピコ)を備えているため、余熱調理or旨み成分を全体に行き渡らせることができ、通常の鍋よりもおいしくできる確率が高いのだ! そんなストウブの記念カラーがこれ。サイズもさまざまあるが、3人家族ならば使い勝手のいい20cmタイプがいい。ごはんなら3合炊け、オールマイティに使える。2018年10月1日発売。

洗うたびにカラダに馴染む

シンプリー
デニムエプロン・ロング
価格:1万260円

岡山・倉敷のデニム工場で試作を重ねて生まれたエプロン。8オンスの生デニムを使ったロングタイプで男女問わずにオススメ。使い始めはハリがあってやや硬めだが、使うたび&洗うたびに風合いがやわらかに。首紐&腰紐は取り外せるので好みの装着が可能。ポケット横のレザータブには、別売りのキッチンクロスをつけても便利。休日クッキングのほか、DIYなど作業中にも役立つ。シンプリー(Simply)は料理家・栗原心平さんのブランドだ。

デンマーク発の多目的ミル!

クラッシュグラインド
コペンハーゲン
価格:1万7820円

ミル専門ブランドによる、一見ペッパーミルとは思えない形状が秀逸。見た目だけでなく機能性がすばらしく、クランク式ハンドルが使い勝手よく、大量&スピーディーに挽くのにぴったり。粒の粗さも調整でき、胡椒だけでなく岩塩にも対応。ハーブを入れて自分なりの調合スパイスづくりもできる。セラミック製の刃でサビの心配もない。本体はオールステンレスで丸洗いできる。2017年グッドデザイン賞受賞。

日本酒の保管に適したセラーが欲しい!

ゼロクラス
SB22
価格:オープン価格

飲兵衛ならば、自宅で飲む酒を適温で保管したいと思うはず。ワインセラーの存在はポピュラーだが、日本酒(とくに一升瓶)をきちんと保管できるセラーはまだ稀有。設置しやすいサイズながら0℃に設定できるパワフルボディ。5℃前後の温度帯で保管したい日本酒はもちろんのことビール、当然ワインも問題なし。収納:一升瓶5本+四合瓶4本(四合瓶のみなら22本)、サイズ:幅420×奥行527×高さ760mm。

手軽に運べて&旨さ倍の無骨なヤツ

ヨコザワテッパン
フルセット(ヤットコ、コテ付)
価格:4580円

ステーキレストランしかり、お好み焼き&もんじゃ屋さんしかり……鉄板料理のおしいさは周知の事実。でもそんな鉄板はなかなかキッチンでは用意できないもの。そこで、ライター&アングラーとして、野外料理に長けた横沢鉄平氏が考案した“ミニ鉄板”の出番。A5サイズとミニマムながらも3人分のお肉なら余裕で焼けるというミラクルさ。野外用バーナーのほとんどで使用可能だ。厚さ:4.5mm、重量:約1kg。携帯に便利な袋付き。

本格炭火焼きを堪能

釜浅商店
釜浅の卓上しちりん
価格:6177円

「七輪での炭火焼きを自宅で楽しみたい!」というロマンを叶えてくれるのが、この「卓上しちりん」。耐熱性・蓄熱性の高い珪藻土でできたブラックボディーで、汚れも目立ちにくく、スタイリッシュ。網はステンレス製で丸洗いできる。枠もあって持ち運びやすさもお墨付き。おうち焼き肉、おうち焼き鳥を満喫しよう。炭バサミや消し壺を用意するとさらに便利だ。庭やバルコニーでの使用がおすすめ。サイズ:幅250×奥行250×高さ170mm。

1本で何役もできるスグレモノ

和田商店
万能スパトーラナイフ
価格:3240円

スパトーラとは“スパチュラ”のこと。これはステンレス板を極限まで切削することで、驚くほどの弾力性を実現。軽い力でしなるため、バターやジャムを塗りやすく、さらにギザギザの刃があるため、食材をカットするのも容易。しかも細身のため、瓶に入れることもできる。つまり、これ1本で「塗る・切る・混ぜる」ができてしまうのだ。ハンドル部が木製でデザインもよし。刃先が丸く、小さなお子さんでも安心だ。

焼網カリフワトーストにヤミツキ

辻和金網
手付焼網(大・正方形)
価格:4320円

「毎朝トースターでチン!」もいいけれど、直火で焼いたトーストのおいしさを知ったらもう後戻りはできない。そんなふうに思わせてくれるのが、京都の辻和金網のこれ。遠火の強火で焼くことができるから、とんでもなくカリッと、でも中はふんわり。想像以上の食感に驚かされる。目の細い“焼網受”があり、これが直火を和らげ、まんべんなく熱を広げる秘密。パンのほかお餅や野菜、干物にもいい。持ち手がついて使いやすい。

旨そう!を演出する、魔法のお椀

ソノベ
めいぼく椀(栗・欅・くるみ・桜・楢・橅)
価格:栗・欅=各3780円、くるみ、桜、楢、橅=各4104円

めいぼく=銘木、つまり趣ある木材のこと。小田原で長く木工業を営む薗部産業による「めいぼく椀」は1996年に誕生した。しっくりと手に馴染むフォルムの椀は、天然の材でできたもの。ろくろとノミによって、ひとつずつ手作りされており、その温もりがおいしさを引き立ててくれる。お味噌汁やお吸い物といった和食だけでなく、スープやシチュー、サラダ、シリアルなどなんでもござれ。ウレタン塗装がなされているのでお手入れもラク。

お弁当界の新たなスタンダード

シェア ウィズ クリハラハルミ
こべんとう
価格:2592円

料理家・栗原心平さんが考案した、まったく新しいスタイルのアルミ製のお弁当箱。手の中にすっぽりと収まるような大きさなのに、深さがあるため意外にもそこそこ入る。角が丸く、持ちやすく、洗いやすい。複数そろえてマリネ容器にしたり、親子で持ったり。積み重ねて持ち歩きたくなるデザインだ。専用のレシピ本『こべんとう』も併せて揃えたい。サイズ:横130×縦80×高さ45mm。アルマイト加工がなされた日本製。

気軽に使えるワインタンブラー

リーデル・オー
リースリング/ソーヴィニヨン・ブラン(2個入)
価格:3780円

ワイングラスの代名詞的存在、リーデル。でもこれはワイングラスに“ツキモノ”のステム(脚)をなくしたボディゆえ、安定感がバッチリ。なにかとバタバタしがちな自宅でも、倒す心配なく使えるカジュアルシリーズ。縦長でしっかりとしたすぼまりがあるため、軽めの赤ワインやさっぱりした白ワインなど幅広いタイプに適している。じつは世界的な試飲会でも使用される形状というのも物欲を刺激するところだ。

全長20cmと使い勝手いいナイフ

ギューデ
テーブルナイフ
価格:各3780円

1910年にドイツ・ゾーリンゲンで誕生した、老舗ナイフメーカーのギューデ。鍛造から研磨までの工程はじつに40以上。それらはすべて職人による手作業で行うため、一日の生産数がわずか300本ほどという。そんな実直な研磨技術によるブレードで、豪快なステーキもスッと切ることができる。なにより、ハンドル部のデザインもクラシカルで目を引く。カラーは全4色、家族それぞれで色を変えて“自分専用のナイフ”として大切に扱うのもいい。

【ママも子供も絶対に怒らないパパの買い物リスト200Over】

季節の変わり目はどうしても物欲が旺盛になる。でも、あれもこれもと欲しいものばかりを買えるほどお小遣いを持ち合わせていないし、買うからには奥様の了承をもらわないといけないときもある。そんな悩めるパパたちのために完全保存版のお買いものリストを作成! 腕時計からキャンプ道具、自転車、家電、パパ用のおもちゃまで、全239種類を集めてみた。純粋に欲しいものというのはもちろん、しっかりと家族や子供のことを考えたセレクトになっているので、ここに載っているものであれば、家族も怒らないはず!?

『デジモノステーション』2018年11月号より抜粋。