芸術か、二輪車か。銅のフルカウルで覆われたバイクは、錆びと経年変化で真の姿を現す……?

“二輪で走る”という任務を遂行するために、本体にむき出しで備え付けられたバイクパーツはなんとも勇ましく、ときに機能美すら感じることがある。空気力学に基づいて設計されたカウルも、そんなパーツのひとつだろう。しかしイタリア人デザイナーのMario Trimarchi氏が公開した『Samotracia』は、そんな機能美とは違ったベクトルで設計され、“動きの美学”を反映させたバイクのデザインコンセプトである。