今日はジミヘンの誕生日!66万8000円の「Voodoo Child 50周年記念ストラト」を試奏してきたぞ

今日11月27日は、現在のエレキギターの奏法、ひいてはロック音楽全般に大きな影響を与えたギタリスト、ジミ・ヘンドリックス(1942年生まれ)の誕生日。さらに言うと、2018年はジミの代表曲のひとつ「Voodoo Child (Slight Return)」レコーディングから50周年の節目ということで、ギターメーカーのフェンダーは弦やケーブルなど、様々なジミヘン関連アイテムを発売している。

そしてこの『JIMI HENDRIX VOODOO CHILD STRAT』は、米国フェンダーの限られたギター職人によって作られる高級ライン「Fender Custom Shop」のアーティストモデルだ。

一見して通常のストラトとは異なるリバースヘッドは、ルックスだけでなく弦長の関係で各弦のテンション自体にも変化をもたらす。さらにリア・ピックアップの傾斜(スラント)も逆向き、各ピックアップのポールピースの高さまで真逆の配列にセッティングされた。

まさに右利き用のギターの弦を上下逆に張り替えでそのまま左手に構えていた、ジミヘンのストラトキャスターのサウンドと演奏性を右利きギタリスト向けに再現したモデルなのである。

手巻きPUとアルダーボディのズシンとくる音!

ピックアップは3基ともハンドワウンドの「Custom Shop ‘69 Strat」シングルコイルピックアップで、ボディはアルダー材の2ピース。カスタムショップらしく厳選された木材が用いられているという。

試しにアンプ直結で試奏してみたところ、ストラトにしては明らかに太めの音が特徴的だった。もちろん個体差はあると思われるが、特に単音弾きでその傾向が顕著に感じられたのは、職人が作る手巻きピックアップによるところが大きいのかもしれない。

またネック形状はストラトでは一般的なCシェイプなので、プレイアビリティは意外とクセのない感覚。5ポジションのピックアップセレクター、ボリュームとトーンのノブといったコントロール系、そしてシンクロナイズドトレモロブリッジもストラトの定番スタイルを踏襲している。

カスタムショップならでは。一生モノの仕上がり

高級モデルならではの美しい仕上げにも注目したい。『JIMI HENDRIX VOODOO CHILD STRAT』ではオリンピックホワイトとブラックのカラーバリエーションが選択でき、それぞれヴィンテージギターを現在に再現させた新品ギターの「NOS(ニューオールドストック)」(税別61万8000円)と、適度なダメージ加工を施した「ジャーニーマンレリック」(税別66万8000円)という2つのフィニッシュが用意される。

今回試した個体はホワイト/ジャーニーマンレリックで、このままでも十分にイイ味が出ているが、経年変化によるボディカラーの移り変わりなどが予感でき、手元に置いておけば長年に亘って愛着を持って付き合っていけそうな印象。所有する喜びを高めてくれるデラックスハードケース、ストラップ、認定証も付属する。

15万円のレギュラーラインにも本日新色が追加

そうは言ってもフェンダーでもトップクラスの高級モデル。お値段はいずれのフィニッシュでも60万円台と、なかなか気軽に手が出せる代物ではないのも事実である。

そんななか、フェンダーは本体価格15万円(税別)のレギュラーライン『JIMI HENDRIX STRATOCASTER』に、新色として定番の「3 COLOR SUNBURST」カラーを追加。ジミヘン誕生日の本日より販売をスタートさせている。こちらもリバースヘッド、逆スラントのリア・ピックアップ、Cシェイプのネックといった基本要素は共通だ。

試奏してみると見た目だけでなく通常のストラトとは違った演奏性や音色に気付かされる部分の多いジミ・ヘンドリックスのアーティストモデル。ジミヘンファンはもとより、ストラト使い、ギタープレイヤーなら一度手に取って試してみることを強くオススメしたい!

関連サイト

Jimi Hendrix Voodoo Child™ Strat – Journeyman Relic | Fender Guitars
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