キレッキレのサウンドがクセになる!元ソニーの名エンジニアが手掛けるイヤホンは何がスゴいのか実証

今月自らを捧げたガジェット

耳栓型とも呼ばれるカナル型イヤホンは、その構造上、外耳道のなかで不要な反響が起きやすい。音茶楽のFlat4シリーズは2つのドライバーが発する音を絶妙にずらしてMIXすることで、その反響をキャンセル。他社製品のようなローパスフィルターを必要とせず、限界ギリギリのエネルギッシュなサウンドをもたらす。

音茶楽
Flat4-緋 Ti Plus (AKA Ti Plus)
実勢価格:5万4000円

高ぶるステージに弾けるテンション
ギリギリまで引き絞ったような熱量の多いライブをリアルに再現

普段の移動中に使うイヤホンはBluetoothの完全ワイヤレス一択。骨が折れるぅぅぅとギューギューに押しこまれてしまう満員電車のなかは、ノンケーブルな完全ワイヤレスでこそ生き抜ける世界。ですが、旅行先に持っていくのはワイヤード一択です。プライベートの移動時間や散歩時、またはホテルで過ごす時間は、良音快音のイヤホンで音楽を楽しみたいがために。

近年、Bluetoothオーディオの品質は高まってきました。しかし、現時点においてはBluetoothワイヤレスより有線のほうが明らかに高音質です。音の上流となるプレーヤーの品質も深く関係してきますが、少なくとも96kHz/24bit=4608kbpsのようなビットレートが扱えるワイヤレスコーデックが登場しない限りはモー仕方ない。

現実として、緻密な音楽表現・再現をフルに楽しむなら有線イヤホンのほうが適しているんです。趣味性を追求すると音の出口部分はアナログがいいよね、となっちゃうんです。

また有線イヤホンのほうが、音に関して個性豊かというのもありますね。柔らかく深い響きを持つクラシック向きのイヤホン、重低音もハイスピードなロック&メタル向きのモデル、中高域の解像感に優れる女性ボーカル向きモデルなどなど、音の個性が得意ジャンルと密接にリンクしちゃってる。

だから有線イヤホンにハマるとある程度何でも器用にこなす八方美人型だけではなく、自分の好きなジャンルをより深く再生してくれる地域限定決戦兵器みたいなイヤホンも欲しくなっちゃうんです。モー仕方ないんです。

キリリッとした音だけどサ行の刺さりはない