ノートPC選びは“婚活”だ!家電アナ・吉田尚記がWindows10搭載機をガチで品定めした結果は…?

ニッポン放送 吉田尚記の家電アナ観察記+(プラス)

放送業界一のアニメ・漫画通と言われているアナウンサー・吉田尚記のもう一つの好物、家電&デジタルガジェット。そのあくなき好奇心と嗜好に迫ったモキュメント(?)連載。

今月のZOOM! 観察ガジェット

マイクロソフト
Surface Go
実勢価格:6万9984円〜
発売中

ノートPCのパフォーマンスとタブレットのモバイル性を兼ね備えたWindows10搭載機。10インチディスプレイ、約9時間のバッテリー駆動。重量は552g(タイプカバー含まず)。

マイクロソフト
Surface Pro
実勢価格:12万9384円〜
発売中

LTE付き第5世代機。12.3インチディスプレイ、約13.5時間のバッテリー駆動。重量は770g(i5/タイプカバー含まず)。

HP
HP ENVY 12 x2
実勢価格:13万9800円〜
発売中

LTE対応Windows10搭載機。キーボードドッグはケースにもなり、Spectreアクティブペンが付属する。12.3インチディスプレイ、約17時間のバッテリー駆動。タブレット重量は778g。

抜群の可搬性を誇るも、屋外使用時の操作性には疑問も

「もっとかわいい子がいるかもしれない」「もっと賢い子がいるかもしれない」。ノートPC婚活の袋小路に迷い込むニッポン放送の家電大好きアナウンサー・吉田尚記は、この期におよんで新たな出会いに股間を膨らませていた。

「年々スマホとパソコンの間に差がなくなってきているとはいえ、やはりスマホは消費の道具だよね。生産の道具であるノートPCには、空いた時間にサッと出して使える軽さを求めたい。20年近く前の『98NOTE』の時代からこれまでに数十台のノートPCを持ち歩きイジり倒してきた経験から言うと、1.2kgを超えると普段使いで持ち歩くのはちょっとキツイ。そこで目を付けたのがマイクロソフトの2 in 1タブレット『Surface Go』なんだ。

本体は約522g、キーボードを合わせても約765gと軽量。2年お付き合いしたNECの『LAVIE』ちゃんよりも軽い!」と、嫁にはかわいい・賢い・軽いの3Kを求める家電アナ。生涯続くと思われた婚活もついに終わりかと思いきや、「俺のライフスタイル的にはLTEモデルが欲しい」と、40過ぎてもまだまだ心は揺らいでいるご様子。

「他にもキーボード込みで約1.1kgと許容範囲の『Surface Pro 6』の質感やフォルムは直感的に一発で気に入る素晴らしいデキだけど、『Surface Go』には搭載されているUSB-Cポートがなかったりとちょっとチグハグな印象。また、ノートPCを持ってちょこちょこ作業したい俺には、キックスタンドタイプはどうしても不便。ノートPCは外でサクッと使える能力が重要だと思っているので、片手で閉じることもできないのでは運用が難しい。そういう意味ではラップトップ型のLTE対応『Surface Go』をぜひ出してほしい!」と、家電アナは両手を合わせる。マイクロソフトは結婚相談所じゃないんだぞ。

「Surfaceペンのデキが良くて、メモアプリ『OneNote』との相性もバツグン。『Evernote』と違って情報を好きに切り貼りして配置できるから、編集やアウトプットには『OneNote』が最適。保存も他の端末との同期もメチャクチャ早く、マイクロソフトのクラウド力の高さを実感できる」。ギャーギャー言うだけあって画面には手書きメモがびっしり。しっかりお付き合いしながら嫁探しを続ける婚活マイスター、誠実なのか計算高いのかもうわからない。

ふだんから『Galaxy Note 8』を使うメモ魔の吉田アナ、ペン入力にちとうるさい。GoとProの使用感をひたすら書き込んでいたが、『Surface ペン』(別売)は使い勝手が良いとのこと。

使用感をメモした『Surface Pro』を片手に、取材陣に“俺が望む嫁候補”を力説する吉田アナ。リアルでは円満な家庭を築いているが、こっちの嫁探しは前途多難。

円熟期を迎えたWindows10がノートPCの多様性を広げる

「一方で気になってたHPの『HP ENVY 12 x2』も触ってみた。タブレット単体の重量は約778g、キーボード込みで約1.24kg。LTE対応で常時ネット接続ができ、スペックも充分で実はものすごくコスパがいい一台だけど、フルHDというのが惜しい」と、ノートPCドンファンはまた違う子に目移り。

『HP ENVY 12 x2』も1週間使ってみました。「1.2kgをちょっと超えちゃってるけど、外でPC仕事をすることが多いので、LTE搭載はマスト」とのこと。

「こうして多くを触ってみたくなるのも、Windows10が今メチャクチャ面白いから。OSの旨味がわかってきたうえで、各メーカーがイイと思うパソコンを本気で作っているのが感じられる。Windows10のベース機能として組み込まれているクラウドストレージ『OneDrive』も超優秀で、新しいPCでいつもの環境を作るのもワンクリックでいける。1TBのハードディクを積んだノートPCはあまりないだけに、Officeの年間契約で1TBのストレージを使えるのは超便利。必要な時にファイルをクラウドからローカルにダウンロードして使えるので、PCの容量を圧迫せずに運用できる。ノートPCなんてどれも同じだろと思っている人にこそ、現在の多種多様なWindows10のマシンラインナップを見てほしい。仕事でも自宅でも、これほどよく使うガジェットにこだわらないのはおかしいじゃないか。スマホとパソコンのスペック差が縮まった今こそ、それぞれに求めるものを真剣に考えるべき」と、婚活歴20年の男が言うと妙に説得力がある。で、肝心のプロポーズは誰にするのかというと……?

「実は中国GPD社の超小型ノート『GPD Pocket 2』をクラウドファンディングで見つけて……。この子がなんと、およそ500gと超軽量でポケットに収まるサイズなんだ」。このヤロウ、この期におよんで選択肢を増やすのか。米国生まれのブロンド美女が趣味かと思いきや、ここに来てチャイナガールに食指が動くとは。永遠の婚活はさらなる熱を帯び、続いていきそうである……。

クラウドファンディングで購入したという、幅18.1cmという脅威のパームサイズにWindows10を搭載した『GPD Pocket 2』。「こんなのが出てきちゃうほど、いまWindows10搭載機がアツい!」と、ノートPCドンファンは声を荒げていました。
吉田 尚記(よしだひさのり):理想を求めてガジェット婚期を置き去りにする、ニッポン放送の家電大好きアナウンサー。アイドルやアニメ、落語に精通しているほか、交際スタート前には必ず相手の体重を確認するデリカシーのなさにも定評があるとかないとか。

『デジモノステーション』2019年1月号より抜粋。