めっちゃUSA! ミツオカの新モデル『ロックスター』がアメ車っぽくてカッコいい

光岡自動車といえば、国内10番目の自動車メーカーとして知られ、『オロチ』や『ヒミコ』など独創的なオリジナルモデルを展開している。このほど、そのラインナップに新たに魅力的な車種が加わった。『ロックスター』と名付けられたこのモデルの魅力を紐解いてみよう。

アメリカンなデザインで登場

『ロックスター』は同社の創業50周年を記念して開発されたモデル。これまでのミツオカ製のオリジナルモデルは、どちらかというとクラシックなヨーロッパ車的な丸みを帯びたデザインのものが多かったが、このマシンは直線基調のアメ車的なトンガッたデザインとなっている。

発表会の会場で多くの報道陣に囲まれる『ロックスター』。
長く伸びたノーズの先端が攻撃的なイメージを醸し出す。
リアにはロックスターのロゴとバッジが輝く。

このスタイルを見て、まず頭に浮かぶのは1960年代のシボレー『コルベット』(「C2」と呼ばれる2代目モデル)だろう。このタイプのコルベットはアカエイを意味する「スティングレイ」の呼称で知られるが、『ロックスター』の小ぶりな丸目ライトはまさにアカエイの目のよう。

フロントからのビジュアルはかなりアカエイっぽい。
左右分割式のクラシカルなバンパーにウインカーをビルトイン。
フロントに負けず劣らずインパクトあるリアビュー。

このマシンのベースとなっているのは現行のマツダ『ロードスター』(ND)だが、言われなければわからないほど、クラシカルなアメ車っぽいデザインに仕上がっている。『ロックスター』の画像がネットに流れた際、「めっちゃUSA!」という評価が書き込まれたとのことだが、このクルマの魅力を端的にうまく表現していると感じる。

内装に目を向けるとベースとなったマツダ『ロードスター』の雰囲気が見える。
シートにはボディと同色のストライプとロゴが配されている。

チーム・オロチで開発

従来のミツオカ車のヨーロッパ的なデザインからすると、アメ車のイメージが強い『ロックスター』は異質に見える。だが、デザイナーを務めたミツオカ事業部開発課課長の青木孝憲氏を始め、造形や設計には既にミツオカを離れた人も含めて『オロチ』の開発に関わったメンバーが多く関わっているとのこと。いわば”チーム・オロチ”が手がけた最新モードとも言える車両なのだ。

ホイールやタイヤもアメ車的な雰囲気。当初は「タイプ・カリフォルニア」と呼ばれていたという。
オープンボディの車体は確かにカリフォルニアの空が似合いそうだ。

デザインを手がけた青木氏があるとき訪れたオールディーズロックのライブで、楽しむ観客の様子を「純粋で楽しいことを追求するミツオカとリンクした」と感じたことから『ロックスター』の名が与えられたというこのマシン。価格は435万円〜で、2019年度に50台、2020年度と2021年度にはそれぞれ75台が生産される予定だが、初年度分の50台は既に完売となっているとのこと。こんなマシンをドライブできる人たちがうらやましい!

関連リンク

ミツオカ『ロックスター』