え、マリモと混浴できる温泉があるって?ひなびた温泉で体も心もあったまる~【ひなびた温泉ガイド・前編】

【今冬はノスタルジックな温泉地へ 温泉レボリューション】

とにもかくにも温泉好きな、われわれニッポン人!年末年始の休暇となれば、温泉宿に逗留してゆったり過ごしたいもの。ということで今季訪れるならば、今、温泉ギョーカイで注目されている「ひなびた温泉」がイチバンです!

ひな研が太鼓判!
ひなびた温泉ガイドその壱

待ってました! ひなびた温泉の心得〜熱海をお手本に誌上体験した後は、いよいよ「ひなびた温泉」を実践しよう!温泉ギョーカイを席巻する「ひなびた温泉」の真骨頂がここに。

北海道
阿寒湖温泉「まりも湯」


天然記念物の「マリモ」で有名な北海道・阿寒湖。その湖のほとりに、なんとマリモと一緒に入れる公衆浴場がある。その名も「まりも湯」。大きなホテルが建ち並ぶなか、ひっそり佇む姿はマリモのように素朴で愛おしい。

温泉の成分で退色した湯船には、源泉がなみなみと揺れている。60度ほどの源泉を自然に冷ましているんだそうで結構アツい。入念に掛け湯をしてザブン。そろそろと浸かるうちに少し慣れ、湯に浮きつ沈みつする「マリモちゃん」たちと遊ぶ余裕が出てくる。ぷかぷか漂ってくるのを持ち上げて、また離す。

えっ、それマリモじゃないだろうって? いや、これはマリモ。エンジュの木で出来たマリモなんです。「たのしくあそんで、まあるいマリモのように、心がまあるく、やさしくなります」と貼り紙にも書いてある。ぜひ愛でてあげましょう。

そうやっているうち、カラダが内側から温まってきて汗がじんわり。これぞ阿寒の自然に育まれた温泉のパワー、湯の濃厚さは湖畔でもここが一番。凍えた身も心も、まあるくしてくれる「まりも湯」で、ホテルや旅館じゃ味わえないローカル感を堪能しきった。

ウチのマリモちゃん、いっぱい可愛がって温まってね!
ホテルや土産物屋、飲食店だらけの阿寒湖にあって、こぢんまりした民家のような趣の「まりも湯」。昭和32年(1957)創業。熱めの自家源泉を贅沢にかけ流している。水を入れて調整もできるので安心だ。
【DATA】
阿寒湖温泉「まりも湯」

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-4-25
電話:0154-67-2305
入浴料:500円