実用的で高コスパ。格安SIMセット販売なら『iPhone 7』&『iPhone 8』が狙い目【とれたてApple最旬情報:格安スマホ編】

本連載では、Appleの最新情報を噛み砕いて解説する。第20回は2018年12月に格安スマホ市場で取り扱いが開始された『iPhone 7』に注目したい。

年明けのタイミングで固定費を見直そうとする人も多いだろう。通信費を抑える選択肢の一つとして、“格安スマホ”が候補に上がるのは周知の通り。この市場では、いわゆる“型落ちのiPhone”がセット販売されているケースがあるのだが、ついに昨年末いくつかの事業者において『iPhone 7』が登場した。

このトピックのポイントは、型落ちながらもiPhone 7が機能面でまだまだ優秀である点だ。同機は、シリーズ初となる耐水&防塵性能を備え、さらにFeliCaによるApple Payの支払いが行える。つまり、料理しながら水周りで操作しても問題ないし、設定を済ませれば電子マネー決済や、公共交通機関の支払いも行えるわけだ。3.5mmイヤホンジャックが廃止されている点には注意が必要だが、実用面ではかなり頼りがいのある機種である。

まだApple Storeでも販売されているので、決して希少な存在ではない。しかし、格安SIMの通信プランとセットで入手できるのは、やはり手軽だ。

ただし、本記事の執筆時点でセット販売を行なっているブランドは限られる。Webで取り扱いが確認できたのは、「ワイモバイル」のほか「UQ mobile」「BIGLOBEモバイル」。32GBと128GBという2種類のストレージ容量を選択できるのは、3社で共通している。

相場は「2年で11万円」

各社1年目と2年目で差が出る料金プランを採用しているので、全体像を把握しづらいが、32GBモデルと3GB/月の通信が行える低容量プランをセットで選択する前提でざっくりと比較してみたところ、通信料を含めた2年間の総額は、各社ともに11万円ちょっとになった。注意すべきは「ソフトバンクからワイモバイルにMNPすると割高になってしまう」などの例外が存在することと、「無料通話時間の設定に少し差がある」ことくらいだろう。

ワイモバイルのiPhone 7=2年総額11万928円

iPhone |Y!mobile

ワイモバイルで「スマホプランS」と24回払いを選ぶと月々の支払いは4082円(2年目は+1080円)(価格は税込、以下同)。各種割引が契約月の翌月から反映されるので、総額の正確な計算にはならないが、単純化して540円+4082円/月 x 12ヶ月+5162円/月 x 12ヶ月とすると2年間で11万1468円。10分以内の国内通話は何度でも無料だ。

UQモバイルのiPhone 7=2年総額11万928円

iPhone│UQ mobile

UQ mobileも「おしゃべりプランS(V)」で24回払いを選んだ場合、月々の支払いは4082円(2年目は+1080円)、2年間で11万928円が目安になる。ワイモバイルとの価格差はないと思ってよい。5分以内の国内通話が何度でも無料だ。

BIGLOBEモバイルのiPhone 7=2年総額11万288円

iPhone | BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、「タイプ A 音声通話 スマホまる得S+プラン」を選んだ場合の年間合計金額を表示してくれている。1年目が4万8340円、2年目が6万1948円になるので、2年で11万288円となる。最大90分の国内通話を無料にするか、10分以内の国内通話を何度でも無料にするか選べる。

これらが現在の通信料より高いのかどうか、検討してみて欲しい。なお、ここで記した各社料金はあくまで参考であり、初期費用などが別途存在することには留意しておこう。

実はiPhone 8という選択肢もある

ちなみに、無料通話オプションが必要ない場合には、「mineo(マイネオ)」がウェブ限定で『iPhone 8/8 Plus』を取り扱っていることにも注目したい。これらを選択する場合、ストレージ容量は64GBと256GBから選べるのもポイント。

mineoのiPhone 8=2年総額12万4704円

iPhone | mineo

ここで64GBモデルを選択し、「Aプラン デュアルタイプ(3GB)」をセット契約する場合、2年総額の目安は12万4704円となる(初期費用などは除く)。先述のiPhone 7と比べた場合、差額は1万円台半ば程度で済むわけだ。

この価格になるのは、無料通話時間が含まれないプランだからということに注意が必要。ただし、日頃の通話はLINEなどで済ませていたり、社用の電話があって通話はそちらで済ませていたりする場合には、検討する価値があるだろう。気になる場合には、在庫があるうちに手配するのが望ましい。

ちなみに、より価格を抑えたい場合には、「楽天モバイル」「LINE MOBILE」など『iPhone SE』を取り扱っているMVNOもチェックしておこう。また、UQ mobileでは『iPhone 6s』の値下げも確認できた。先に挙げたiPhone 7以降の防水やApple Payなどのメリットにこだわらないならば、こうした選択肢も検討してみるとよい。