ひさびさの公式アクセ。iPhone XS向け『Smart Battery Case』発売【とれたてApple最旬情報:バッテリーケース編】

本連載では、Appleの最新情報を噛み砕いて解説する。第21回は新登場のiPhone XS/XS Max/XR向けのバッテリー内蔵ケースについて取り上げよう。

Appleは2019年1月16日、『iPhone XS Smart Battery Case』『iPhone XS Max Smart Battery Case』『iPhone XR Smart Battery Case』を発売した。どれも価格は共通して1万4800円(税抜)。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色だ。iOS 12.1以降の端末で使用できる。

公式アクセサリとしては、iPhone 7向け以来の登場となるため、バッテリーケース愛用者にとっては待望の新商品だ。かく言う筆者も発表後すぐにiPhone XS用のバッテリーケースを購入。まずは数日間ではあるが使用してみたので、その印象を伝えたい。

ヘビーユーザーでも余裕で丸一日以上使えるように

『iPhone XS Smart Battery Case』の材質は、表面がシリコーン、内側がマイクロファイバーだ。ケース内側の下部には、Lightning端子が備わっており、iPhone XSを装着するとコネクタがちょうど刺さるようになっている。

バッテリーが内蔵されている部分は硬く厚みがあるが、カメラ周りなど端末上部は柔らかい。ここをしならせてiPhoneをセットする。装着した直後には、iPhoneの画面上部に端末・ケースそれぞれのバッテリー残量が並んで表示された。なお、Smart Battery Caseの電池残量は0%だったので、最初に充電する必要があった。

Smart Battery Caseのバッテリー容量は公表されていない。iPhone XS Smart Battery Caseの場合、連続通話で最大33時間まで(iPhone XS単体と比べ+13時間)、インターネット利用で最大21時間まで(+9時間)、ビデオ再生で最大25時間まで(+11時間)伸びるという。

実際に満充電のケースを装着し、普段通りに使用してみた。ブラウジングやSNS、YouTubeなどもガンガン利用し、約12時間ほど経ったあたりでケースのバッテリーが0%になった。ヘビーユーザーの場合、「ケースをつけたら使用できる時間が半日のびる」というのが一つの目安になりそうだ。

これだけスタミナがあれば、充電がしづらい海外出張時なども安心であるし、さらに「低電力モード」をオンにすればさらに効率は良くなるだろう。

ちなみに、同ケースに充電のオン・オフを切り替えるスイッチなどは備わっていない。充電を利用したくない場合には、ケースを取り外す必要がある。

充電の管理もとてもラクだ

同ケースは、下部にLightningコネクタが備わっているため、iPhone XSに装着した状態でも充電や、外部機器との接続が可能。USB-PDもサポートする。

余談だが、筆者宅では充電ケーブルの先端に『ケーブルバイト』のパンダを使用しており、裏向きならなんとか噛み付いてくれた。

なお、Smart Battery CaseとiPhoneをセットした状態で充電すると、まずiPhoneから充電されていったが、ケースが全く充電されないわけではなく、ある程度並行して充電されるようだった。

また、今回登場したSmart Battery Case 3種類は、Qi規格のワイヤレス充電をサポートしている。iPhoneを装着した状態ではもちろん、ケース単体でもワイヤレス充電が可能だ。ちなみにケース単体で充電を行う際には、内側にあるインジケータが光って通電中であることを知らせてくれる。

サードパーティ製のバッテリーケースが3000円台で購入できるため、1万円台半ばの公式アクセサリは決して安くはない存在だ。しかし、ケースを装着したままApple Payやワイヤレス充電が利用でき、着脱も容易に行えるのはユニーク。公式アクセサリならではの使い勝手や安心感に値段相応の価値があると思う。

関連サイト

iPhone XS Max Smart Battery Case – ブラック – Apple(日本)