ダイキンの遠赤外線暖房機『セラムヒート』がフルモデルチェンジ!パワフルな暖房能力、安全性を徹底診断

ロングセラーモデルがデザインを一新
速暖&パワフルな遠赤外線暖房機

今シーズン、遠赤外線暖房のロングセラー「セラムヒート」がフルモデルチェンジ。従来のデザインを見直し、円形と長方形の単純図形だけで構成したシンプルかつスタイリッシュなデザインに。台座や支柱もスリムで軽快な印象となり、様々なインテリアに馴染むデザインに生まれ変わった。もちろん、パワフルな暖房能力や安全性もさらに向上。その実力を紹介する。

ダイキン
セラムヒート ERFT11VS-H
実勢価格:3万8000円

【SPEC】
外形寸法:縦向き652×342×342mm/横向き502×560×342mm
質量:8kg
コード長さ:2m
電源:単相100V 50/60Hz
消費電力:0.25〜1.1kW
ヒーター:セラミックコーティングシーズヒーター2本
角度可変:上向き30度、自動首振り70度

Front

Side

Back

Sencer

handle

Code-holder

組み合わせることでさらなる快適暖房が実現できる遠赤外線の魅力

セラムヒートは、ニクロム線を絶縁体で包んで金属管で覆った発熱体「シーズヒーター」をセラミックコーティングしたダイキン独自のヒーター。スイッチを入れると最大出力で運転をはじめ周囲の温度をあげる。

14畳など大きな空間全体を温めるのは難しいが、局所的に素早く温めてくれる能力が高いので、寒い朝でも快適な室温を効率的に実現できる。最大出力は1100Wと大きいが、室温が22度に達すると自動的に電力を抑えて運転する「温度モード」や、人感センサーを搭載し無駄な運転を省くなど、節電運転も可能。またヒーターは衝撃に強く耐久性が高いため、長年使っても壊れにくいのも人気の理由だ。

1m程度離れた場所に縦置きで使ってみると、300Wでも足の先から耳元あたりまで体全体がポカポカとしてくる。最初の最大出力の時はやや暑いと感じるほどだ。出力がW数で表示されるのは今期からの新しい機能。

実際に何Wで運転しているのか数値でわかるので、感覚に頼ることなく調整ができる。タイマーがついているのも消し忘れ防止に便利。筆者は、ずっと同じ場所に居ないので、常に1時間で切れるよう設定していた。

ただ、切れてから改めて運転を再開すると、6時間設定に戻ってしまう。直前の設定で復帰して欲しいと感じた。また、ヒーターの後に取っ手があるが、持ちあげると本体が斜めになってしまい安定しない。あまり動かすことは無いが、垂直に持ち上げられる位置に設計して欲しかった。

夏の空調はエアコンの冷房一択なのに対し、冬の空調はエアコン暖房以外にも、電気や石油のファンヒーター・電気ストーブ・パネルヒーター・オイルヒーター・ホットカーペット・こたつなど実に多様な選択肢があり、どれを使えば良いか迷う人が多い。

快適な暖房計画は、温風を出す「対流式」と、空気や空間をじんわり温める「輻射式」を併用するのがセオリー。エアコンの性能が高くなりつつあるいま、部屋全体の温度を上げるメイン暖房にエアコンを採用するケースが増えている。

風の出ない「セラムヒート」を併用すれば、まさに理想的な快適暖房が実現する。ぜひ試して欲しい。

縦横左右上下に動き広い範囲を暖める

ヒーター部分が縦・横90°に可変でき、縦向き・横向きどちらでも使用可能。いずれの場合も上向き30°まで調節でき、左右70°に首振りができる。この高い可変性により使用シーンに応じて最適なポジションに設定できるため、どこに置いても温かさが得られやすいのが魅力。



運転状況がひと目で分かる操作パネル

スイッチと出力調整がダイヤル、機能選択がボタンと直感的に使える。運転中はダイヤルが光りON-OFFの状態が一目でわかり、出力W数も表示されるので、暖かさの度合いが数値で調整できる。また、ブレイカーダウンを回避する目安にもなり便利。


暖かさの違いは人に吸収されやすい「遠赤外線」

対象物を温める特性がある赤外線は、波長域により1〜3ミクロンの近赤外線、3〜1000ミクロンの遠赤外線に分けられる。セラムヒートは、遠赤外線の中でも特に人に吸収されやすい3〜20ミクロンの波長域を使用しているのが特徴。遠赤外線の90〜95%がからだに吸収され、からだの分子を振るわせ発熱して熱エネルギーとなり、芯から暖かく感じる。遠赤外線は直進性が高く、1.8m以上先まで温かさが届くので、遠くに居ても快適な暖房効果が得られる。

セラムヒートは、スイッチを入れると瞬間で温かいと感じる。実際に、セラムヒート使用前と使用10分後の体表温度の違いをサーモグラフィで表すと、膝を中心に一気に体表温度が10度程度上がり、速く温かさを感じる「速暖性」の高さが分かる。短時間で暖を取りたい時にも満足のスピードだ。

多彩なモードで安心・節約・快適を実現

台座の部分には人感センサーを搭載。上約44度・左右118度・有効距離約4.5mの範囲で、人の不在を検知すると10分後電力を抑えた運転に切り替わり、15分後に自動で停止。消し忘れによる無駄と安全性の向上に直結。

遠赤外線は、温かさが持続する特性があるため、暖房の出力に強弱をつけて運転しても大丈夫。快適性を損なうことなく通常運転と比べ約15%の節電が可能。長時間使用する時、程よい温かさが持続するオススメのモード。

スイッチON直後はMax出力で運転開始して通常運転よりも約1.8倍の早さで周囲を温め、温まると通常運転に自動で切り替える。実際に温まるスピードはとても早く、起床時や帰宅時に使うと快適。

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

『デジモノステーション』2019年3月号より抜粋。

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