高級オーブントースター『すばやき』ならたった1分でカリふわトーストが出来上がり!パンや総菜のサクッと感がひと味違うぞ

外はカリッ、中はフワフワ
美味しいトーストの焼き方にこだわったプレミアムトースター

食パンを美味しくトーストすることにこだわって開発されたのが「プレミアムオーブントースター すばやき」だ。最大の特徴は、トーストの焼き上がりの素早さ。また、デザイン性の高さも特徴のひとつ。オーブントースターは本体背面に塗装がなく板金がむき出しの製品も多いなか、本製品は背面までマット塗装されており、どこから見ても隙がない。

シロカ
プレミアムオーブントースター すばやき ST-2A251
実勢価格:1万6070円

【SPEC】
本体寸法:幅35×奥行28.6×高さ22.9cm
本体質量:約3.5kg
加熱温度帯:100〜280℃
消費電力:1400W
付属品:トレー、トレー用焼き網、焼き網、
    トースト専用焼き網、レシピブック、
    取り扱い説明書

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トーストをすばやく美味しく焼くことにこだわったプレミアムなトースター

オーブントースターといえば、従来はタイマーをセットした時間だけ加熱するだけのシンプルな家電だった。ところが、この数年は各メーカーからデザインや機能をブラッシュアップした「高級オーブントースター」が発売されている。そして、今回試用したシロカの「プレミアムオーブントースター すばやき」も、この高級オーブントースターのひとつだ。

高級トースターの多くは「水蒸気を使って効率良く加熱」「ヒーターの立ち上がりが素早い」といった特徴的な機能があるが、すばやきの特徴は「トーストをすばやく焼きあげる」こと。

ただし、トーストを早く焼くために強力なヒーターを搭載しただけでは、パン表面に焼きムラが発生する。そこで、すばやきは庫内に風循環ファンを搭載したり、熱を効率良く反射させる凹凸形状の反射板を配置することで比較的ムラなく焼けるように工夫している。

実際にスーパーで市販されている6枚切りのパンを1枚焼いてみたところ、予熱なし60秒で表面がカリッとしたトーストに焼き上がった。一般的なオーブントースターはトーストに2〜4分ほどかかることを考えると、これはかなりのスピードだ。

焼きあがったトーストは、最初にパン表面の薄くサクッとした香ばしい層が主張。そのまま食べ進めると、弾力のあるフワフワモチモチとしたパンの中身が楽しめる。このサクサクとモチモチの2つの食感の対比が楽しい。

また、手で裂いてみるとパンから普段よりも多くの湯気がたちあがり「パン内部に水分を保持したまま焼き上げている」ことを実感できた。ただし、いろいろ試してみたところ濃い焼き色のトーストは少々苦手だった。最高温度で素早く濃い焦げ色をつけようとすると、どうしてもトーストの一部だけが焦げてしまう。この場合は、焼き時間はのびてしまうが、庫内温度を少し下げることで対応できた。

温度を100度から280度まで設定したり、コンベクション機能を自分で設定できるという機能の多さも魅力。今回のように総菜を美味しく温めなおせるだけではなく、クッキーなどのお菓子作りにも力を発揮してくれた。

6枚切りトーストの加熱が1分で完了

今回試用した「すばやき」は、シロカが発売する高級トースターとしては2代目。現行機種としてすばやきと同時販売される初代「ハイブリッドオーブントースター」は、0.2秒で瞬間的に発熱するグラファイトヒーターを採用。加熱の立ち上がりの早さが特徴の製品だ。一方、すばやきは発熱の素早さよりも「火力の高さ」にこだわった高火力ヒーターを採用している。

トーストを美味しく焼くための技術
扉部は庫内の熱を逃がしにくい低放射ガラスを採用。鏡状のガラスは加熱中はヒーターの明かりにより内部が見えるようになっており、食材の焼け具合のチェックはしっかりできる。また、庫内の熱を均一にするため、庫内には熱風循環用のファンを搭載。さらに、庫内内部には熱をランダムに反射するための凹凸加工も施されている。


スーパーで売っている6枚切りの食パンを焼いたところ。写真上は常温保存した食パンを温度「280度」、「コンベクション(熱風循環)入」、「タイマー1分」で焼いたもの。写真下は冷凍保存した食パンを温度「280度」、「コンベクション(熱風循環)入」、「タイマー1分20秒」で加熱したトーストだ。
「トーストの専門家」が
監修したトースター

「すばやき」は工学院大学 先進工学部応用化学科 食品化学工学研究室の山田昌治教授の監修により開発された製品だ。研究室ではさまざまな角度から「おいしい食品」について研究しており、その研究内容のひとつにパンを美味しくトーストする方法がある。

山田教授によると、パンは約4割が水分だが、トーストする時間が長いほど水分が蒸発してモチモチとした食感が失われてしまう。また、パン表面のサクッとした食感もトーストの魅力のひとつだが、ゆっくりと焼いたトーストはこの焦げ目層が分厚くなり、食感を損ないやすいのだという。つまりサクッとモチモチした美味しいトーストを焼く条件は、とにかく素早く焼くことなのだ。

コンベクション機能で惣菜もサクサク

すばやきは一般的な「加熱するだけ」のオーブントースターと異なり、庫内温度も100度から280度まで自由に設定できる。さらに、庫内に風を送って熱を循環させる「コンベクション」機能もあり、トーストだけではなく様々なオーブン調理に対応できる。このため、トースト用の専用焼き網のほか、金属製のトレーにトレーとセットできる専用焼き網、単体で使用できる焼き網などの豊富な付属品が用意されている。


コンベクション機能の有無で、とくに真価を発揮したのが揚げ物惣菜の再加熱。熱風で包み込むように食材を加熱するためか、同じ温度と時間で加熱しても「一部が過剰に焦げる」ことが少ない。また、食感も驚くほどサクサクに仕上がる。

掃除の手軽さも見逃せないポイント

すばやきは、扉部分を外してまるごと水洗いが可能だ。トースターは毎日使うだけに、掃除がしやすいのはポイントが高い。ただし、扉を外す方法は慣れるまで少々複雑だ。はじめて「扉を取り外して、もう一度取り付ける」という作業をしたときには5分ほどかかった。

本体下部にはパンくずトレーを配置している。加熱中などに庫内に落ちたパンくずや、食材から落ちた油などはここで受ける。パンくずトレーはサッと引き出して手軽に掃除することが可能だ。

トースト専用の焼き網をとり外せるのも特徴。じつは、一般的なトースターはこの部分を外せないことが多いのだ。食材を直接のせることが多い部分だけに、洗剤をつかって洗えるのは嬉しいポイント。

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

『デジモノステーション』2019年3月号より抜粋。

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プレミアムオーブントースター すばやき ST-2A251