コレ、ちゃんとたこ焼きだ!1人前から作れる超・楽チン“粉もん”新発見【スキレットで始める男メシ:第33回 スキレットたこ焼き】

キャンプの定番道具「スキレット」は、鉄製の厚手のフライパン。本連載では、スキレットを使った手軽に作れる男メシをお教えしよう。第33回は「スキレットたこ焼き」を紹介する。

使う材料はいつものたこ焼きとまったく同じ

関西人の性なのか、定期的に”粉もん”が食べたくなる。個人的には、お好み焼きはフライパンがあれば作れるので、作る際の心理的ハードルがかなり低い。しかし、たこ焼きはたこ焼き器がないと作れず、たこ焼き器を持っていたとしても、1人分だけ作るのはなかなか面倒くさい。

そこえ、いつものたこ焼きとまったく同じ材料をスキレットに入れ、ボール状に丸めない簡易的なたこ焼きを作ってみた。お好み焼きをスキレットで焼くとおいしくなるのなら、たこ焼きだってきっとおいしくなるはず。これなら食べたいときに食べたい分だけ作っていつでも楽しめる。

用意した材料は下記の通り。今回は6 1/2 インチのスキレットで1回分作る際の分量を用意した。

【生地】
・ゆでダコ 50g前後
・卵 1個
・青ネギ 適量
・揚げ玉 適量
・紅生姜 適量 
・たこ焼き粉 25g
・出汁 100cc

・サラダ油 適量
・たこ焼きソース 適量
・鰹節 適量
・マヨネーズ 適量
・青のり 適量

繰り返しになるが、材料は通常のたこ焼きとまったく同じ。おいしいたこ焼きを作るコツは、たこ焼き粉を溶くのに「水」ではなく「出汁」を使うこと。ていねいに鰹出汁を作るのが面倒であれば、顆粒の粉末だしを活用するといい。

フタをして蒸し焼きにするだけで完成

作り方がかなりシンプルなのがたこ焼きのいいところ。ゆでダコは一口大、青ネギは輪切りにする。今回のレシピで包丁が必要なのはここだけだ。

ボウルにたこ焼き粉を入れ、出汁を加えてよく溶かす。続いて溶き卵を加えて混ぜ、ゆでダコとネギ、天かす、紅生姜を入れて軽く混ぜる。

スキレットにサラダ油を入れて熱し、温まったら先ほどの生地を流し込もう。中火〜弱火くらいの火加減で、フタをして3〜4分加熱する。このときのフタは、同じサイズのスキレットが望ましい。もちろんない場合は普通のフタで構わない。

片面を焼き終えたら、もう片面を焼いていこう。このとき、フタとして使っているスキレットをひっくり返すと、型くずれすることなくもう片面もスムーズに焼けるのだ。フタを使う場合は、少し出汁が流れてくる可能性があるので慎重に生地をひっくり返そう。

そこからフタをした状態で3分待てば完成。あとは、たこ焼きソース、マヨネーズ、鰹節、青のりをお好みでかけるといい。

見た目はお好み焼きのようなのだが、食べてみるとやっぱりたこ焼き! いわゆる“とろとろ系”の仕上がりなので、ハフハフ言いながら頬ぼりたくなる。表面がカリッとしたタイプが好きな人は、油を多めにして火加減を少し強くするといい。ちなみに筆者はとろっとしたタイプが好きなので、このスキレットたこ焼きは大成功だと感じた。

スキレットたこ焼きは普通のたこ焼きとは違い、温かい状態で食べられる時間が長いのもいい。1人で1枚ならペロリと食べられるので、2人、3人と複数名で食べるときは、生地を多めに用意しておこう。

今回はシンプルな材料で作ったが、お好みでなかにチーズや明太子などの具を入れてみるのもアリ。オリジナルのスキレットたこ焼きを作って楽しもう。