福岡国際マラソンの覇者・服部勇馬が履いていたのはあのシューズ!快走を支える厚底の魅力を本人が語る!

世界を舞台にしのぎを削るトップアスリートたち。ライバルより一歩でも前に出るため、最高のパフォーマンスを発揮するため、使う道具にも神経を張り巡らせる。その道具に隠された秘密と最先端のテクノロジーに迫る。

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服部勇馬
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ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%

※写真はナイキ ズーム ヴェイパーフライ4% フライニット


昨年12月、日本人選手で14年ぶりとなる福岡国際マラソンでの優勝を果たした服部勇馬選手。課題とされていたレース後半に外国人選手を引き離す圧巻の強さを見せた服部選手が、どのような準備をしてレースに挑んだのか。フルマラソンでは初めての着用だった“厚底シューズ”との相性はどうだったのか。話を聞いた。


服部勇馬(はっとり・ゆうま):1993年11月13日生まれ。新潟県出身。トヨタ自動車所属。2018年12月の福岡国際マラソンで日本歴代8位のタイムとなる2時間7分27秒で優勝。ニューイヤー駅伝2019では5区を走って区間賞を獲得した。

服部選手の足元を支える2足のシューズ

(写真左)
NIKE
NIKE ZOOM PEGASUS TURBO
価格:1万9440円

ミッドソールに『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%』と同様の、ナイキ ズームX フォームを採用。「これで練習することで、ヴェイパーフライ4%に対応できるようになった」と服部選手。

(写真右)
NIKE
NIKE ZOOM VAPORFLY 4% FLYKNIT
価格:2万8080円

エリウド・キプチョゲ選手が、昨年9月、2時間1分39秒の世界記録をマークした際に履いていたのも、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットをベースにしたシューズ。

「自分の走りとシューズがフィットしている感覚があります」

昨年の12月2日に開催された福岡国際マラソンで、日本歴代8位となる2時間7分27秒という好タイムで優勝した服部勇馬選手。日本人選手が福岡国際マラソンで優勝したのは14年ぶりのこと。

大学4年時に挑戦した初マラソン、2017年の東京マラソンでは、35km以降に失速がみられた(それでも東京マラソンではサブ10を達成している)が、福岡では後半の走りも圧巻だった。35km〜40kmまでの5kmは、キロ3分ペースを切る14分40秒で走破。課題と言われていたラストの走りが、むしろ武器になったようなレースだった。

「いかに35km以降に失速しないで走り切れるかということに、トレーニングを積んできました。40km走をするときもマラソンのレースをイメージして、ペースを保ちながら後半にどう余力を残せるかということを考えて取り組んできました。今まではどうしても2時間を過ぎると大腿四頭筋や背筋がきつくなっていたんですが、後半はハムストリングスを意識して走るようにしたり。背筋に関してはフォームを維持しようとして固めるのではなくて、自由に動かせるようにすることを心がけたら、肩甲骨周辺がうまく使えるようになったからか、逆に最後までもつようになりました」

福岡に向けて服部選手が走った40km走は7本。それまでは3本程度だったというから大幅な増加だ。しかし、意識的に増やしたというよりは、自然に増えたものなのだそう。

「40km走を7本走ることを目標にしたわけでも、月間の走行距離を目標にしたわけでもありません。35km以降も余裕を持って走れるようになることをテーマに取り組んだ結果、40km走を走れる本数が増えたということなんです」

服部選手が『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%』をフルマラソンのレースで着用したのは、福岡が初めてだった。

「トップ選手が着用しているシューズですし、僕自身もこれを履いていい記録を出したいという気持ちは強かったです。初めて履いたときから、推進力のあるシューズだなとは思っていたのですが、自分が疲労してくる後半にうまく使える自信がなかったこともあって、2018年5月のプラハマラソンのときは別のシューズを履いていました。今は自分の走りとシューズがフィットしている感覚があります」

『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%』への対応には『ナイキ ズーム ペガサス ターボ』が役に立ったそう。

「ポイント練習ではヴェイパーフライ4%、ロング走はペガサス ターボという使い方をしていたのですが、ある程度同じ感覚で走ることができたので、ヴェイパーフライ4%を上手く使いこなせるようになったんじゃないかと思います」

今年9月には、いよいよ東京オリンピックマラソンの代表選手を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)がある。激戦が予想されるが、服部選手の快走を期待したい。

最大85%のエネルギーリターンを実現するナイキ ズームX フォームと、フルレングスの曲線的なカーボンファイバープレートをミッドソールに搭載。

軽量で通気性に優れたフライニットのアッパー。

『ナイキ ズーム ペガサス ターボ』もナイキ ズームX フォームを採用している。滑らかなデザインが体重移動をサポート。

『デジモノステーション』2019年4月号より抜粋。

関連サイト

NIKE

  • photo野町修平(APT/シューズ)
  • photoアフロスポーツ(大会写真)