電気ケトルと鍋が合体!熱燗からチーズフォンデュまで作れる異色の卓上調理器具が、こんなに便利だったとは…

ありそうでなかった丸洗いできる電気ケトル。
コンパクトな電気鍋としても使えて卓上調理器具としても便利

電気ケトルといえば、少量の水でも素早く沸かせる手軽さで人気の家電だが、そんな電気ケトルのジャンルに旋風を巻き起こしてくれそうなのが「おりょうりケトル ちょいなべ」だ。最大の特徴は、その名前の通り「鍋」としても利用できること。また、ケトル部分が丸洗いできるので、従来までの電気ケトルの弱点だった洗いづらさも解消している。

シロカ
おりょうりケトル ちょいなべ SK-M151
実勢価格:1万1880円

【SPEC】
外形寸法(約):幅28.2cm×奥行18.2cm×高さ18.3cm
重量:約1.8kg
消費電力:1200W
最大容量:1L
セット内容:本体、ケトル、ふた、電源コード、はじめてガイド、取扱説明書(保証書)

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電気ケトルとしても使いやすい、電気鍋にもなるハイブリッドな調理家電

必要なときに必要な分だけお湯を沸かすことができる電気ケトルは、日本でも非常に人気のある家電だ。そのためか、最近はお湯を沸かすだけではなく、温度を設定できたり、一定時間保温するといった多機能な製品も登場している。

そんななか、シロカが発売したのが電気ケトルを鍋としても使えるという異色の製品「おりょうりケトル ちょいなべ」だ。電気ケトルとしても、鍋としてもハイブリッドに使えるため、朝はコーヒーや紅茶用にお湯を沸かし、夜は夫婦ふたりで卓上で鍋を囲むといった使い方などができる。

個人的に一番魅力的に感じたのは清潔性の高さ。現在発売されている電気ケトルはケトル部分に通電パーツがあるため、ケトル内部は洗えても外側を濡らせない構造の製品がほとんど。また、ケトルは一般的にノズル先が細くデザインされているため、ノズル内の掃除も難しい。家族が毎日口にするお湯を作る製品だけに、この丸洗いできないという点は以前から気になっていた。

しかし、ちょいなべはケトル側には通電パーツがまったくないので、中も外も丸ごと水洗いが可能だ。また「鍋としても使用」する特性上、ケトル部分には細いノズルが無く洗いにくいパーツが存在しない。ちなみに、ノズルはないものの、ケトルには水切れのよい注ぎ口もデザインされており、比較的細くお湯を注ぐこともできた。

もうひとつのメリットが安全性の高さ。コンロのように火を使わないため、料理を保温中に目が離せる。たとえば、ちょいなべで沸かしたお湯でレトルトパウチを温めている間、仕事や外出の準備をしたり、顔を洗ったりといった作業が可能なのだ。忙しい朝に、この機能にはかなり助けられた。

また、見逃せないのが40〜100度までの温度調整機能と1時間の保温機能。高い温度で加熱すると分離してしまうチーズフォンデュなどのほか、低温で長時間加熱し続けるアヒージョなどの難しい料理も失敗がない。

また、個人的に冬に活躍したのが日本酒の燗つけ。温度が設定できるのでぬる燗から熱燗まで自由につくれるほか、一定温度で一時間保温できるので、卓上でのんびりと適温の燗を楽しめた。

電気ケトルとしても使いやすい基本性能の高さ

「鍋としても使える」ことで注目のちょいなべだが、電気ケトルとしての基本性能も充実している。一般的な電気ケトルの売れ筋は0.8Lだが、ちょいなべは最大容量が1Lとたっぷりお湯を沸かせる。また、実際に使用したところ、1Lが沸騰するまでの時間は約5分と十分なスピードだ。ちなみに、少し大きめのコーヒーカップサイズ200mlなら3分弱で、忙しい朝に大活躍した。

今までのケトルにはない洗いやすさが魅力
一般的な電気ケトルはケトル部底に通電パーツがあり、丸洗いは厳禁だ。本製品はヒーター本体とケトルが完全に分離するため、シンクで洗える。

毎日使うものだから安全性も大事

電気ケトルだけではなく、鍋として使用するために本製品の使用頻度は高い。このため安全性にも配慮されている。蓋部分はどれだけケトルを傾けても落ちないようにロック機能を搭載。また、コードは足でひっかけても外れるマグネット式だ。

火を使わない安全な電気鍋としても便利

ちょいなべならホットプレートのように卓上で調理し、家族みんなで温かい料理を楽しむことができる。本体正面のレバーで電源のON/OFFや温度調整が可能。操作がシンプルで分かりやすいので子供でも操作しやすい。

接地面積が少なく机を傷めにいデザイン
ケトルの裏側は中央部分の底が持ち上がっており、さらにテーブルに接地するリング状のフチには4箇所ウレタンのような素材が張り付けてあった。このため、我が家の耐熱性のあるテーブルならば、鍋敷きを使うことなく、調理したケトルをそのまま置くことができた(☆1)。

☆1 熱に弱い材質を痛める可能性があるため、メーカーでは鍋しきの使用を推奨しています

「もうひとつのコンロ」として手軽な普段使い
意外と便利なのが「もうひとつのコンロ」として使えること。コンロが炒め物などで塞がっていても、ちょいなべで味噌汁やスープなどのもう一品を作ることができる。温度調整ができるので吹きこぼれの心配もない。

温度調整や保温機能で使い方のバリエーションが広がる
沸騰だけではなく40〜100度までの温度設定が可能。我が家で活躍したのは冬にうれしい「熱燗」だ。このほか、チーズフォンデュなど温度を一定にキープする料理に便利。設定温度に達すると緑のランプが点灯し、一時間連続保温してくれる。

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

『デジモノステーション』2019年4月号より抜粋。

関連サイト

おりょうりケトル ちょいなべ SK-M151

  • photo下城英悟(GREEN HOUSE)