こいつ…切れるぞ…!?「ザク」のヒートホークをリスペクトした包丁・田中一之刃物製作所『GUSTAV KG-06』いきまーす

アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場する数々のモビルスーツの中でも、高い人気を誇る「ザク」。その魅力を高めているのがマシンガンやバズーカなどの武骨な武器類だ。中でも格闘戦用武器「ヒートホーク」はリアリティのあるデザインとSFらしく発光する刃がカッコよく、ザクを語る上では欠かせない装備である。

そんなヒートホークにインスパイアされた包丁を、兵庫県の鍛冶職人が本気で作ってしまった。それが田中一之刃物製作所の『GUSTAV KG-06』だ。ジオン軍のモチーフはドイツ軍という説もあるくらいだから、ドイツ語っぽい語感のネーミングはある意味先祖返りとも言えるもので、ファンとしては思わずニヤリとしてしまう。

実物を見るとアルミ鋳造のボディにアルマイト加工が施されており、かなり高級感がある。刃は錆に強いステンレス鋼製で、一丁一丁職人が丹精込め手打ちで鍛造したもの。量産品とは思えない気合のいれようだ。特殊な形状だが、切れ味も良さそう。

ただ劇中の小道具を再現するのではなく、オリジナリティのある製品として仕上げているのが心憎い。それでも、ひとたび振ればアニメで聞いたあの効果音も脳内再生されそうだ。食材を憎き連邦のMSに見立てて振り下ろしたくなる。

付属する収納ケースにもコダワリが。重厚な鉄製の佇まいはミリタリーマニアにもおススメかも。でも用途はあくまでもキッチンナイフであることは忘れてはいけない。ちゃんと箱にもそう書いてあるしね。

ちなみに深紅のスペシャルバージョン『GUSTAV KG-06S』も用意されている。刃には黒染め加工が施されており、波紋のような風合いが美しい。さすがにみじん切りが三倍速くなるような機能はないので、そこは自分の腕前を磨いて精進するしかない。

非売品だが、店主の田中さんが趣味でつくったという全長1mの試作品もある。筆者はこれを実際に手に取ってみたことがあるが、かなりの重量で、振り下ろしたら丸太も割れそうなくらいだった。動力パイプ感のあるデザインがたまらない。

ザクファンならずとも気になってしまう『GUSTAV』シリーズのお値段は4万2120円から。某ラルさん専用っぽいブルーのマチェット『GUSTAV KG-06G』も発売が控えているとのことで、今後の展開から目が離せない。君は使いこなすことができるか。

関連サイト

田中一之刃物製作所 – みきかじや村