表面カリッと中はモチモチ。風邪予防にもよさそう?なお手軽おつまみ【スキレットで始める男メシ:第35回 うどんのおやき】

キャンプの定番道具「スキレット」は、鉄製の厚手のフライパン。本連載では、スキレットを使った手軽に作れる男メシをお教えしよう。第35回は「うどんのおやき」を紹介する。

ニラたっぷりでおとなが大満足のおつまみに

突然だが、みなさんの「おふくろの味」は何だろうか? もちろん「おとんの味」でもいい。この質問をするだけで、意外とその人の子ども時代がわかる気がする。

そんな筆者のおふくろの味は、今回紹介する「うどんのおやき」だ。離乳食として作られることが多いメニューのようだが、我が家では筆者が中学生くらいになって突如食卓に登場した。いまから思えば、食べざかりの私の胃袋を健康的かつリーズナブルに満たすために母が考えたのだろう。

大人になってから食べると、これがとにかくビールにぴったりなのである。ごはんにもお酒にも合う、最高の一品をお教えしよう。用意するのは下記の食材。今回は2人分の材料を揃えた。

・合挽き肉 300g
・うどん 1玉
・ニラ 1/2束(4〜5cmに切る)
・玉子 1個
・にんにく(みじん切り) 大さじ1
・塩 小さじ1
・こしょう 適量
・ごま油 適量

肝心のうどんを写真に収め忘れたが、ここでは「ゆで麺」を使用するのがポイントだ。讃岐うどんなどコシが強いものよりも、普通のうどんがいい。袋から出したら縦横4等分に切る。

ここからは材料をよく混ぜて焼くだけ。ボウルに合挽き肉、カットしたうどんとニラ、玉子、にんにく、塩、こしょうを淹れてよく混ぜる。最初はニラを1束丸ごと使う予定だったが、量が多くなりそうだったので今回は半量にした。もし、風邪気味でスタミナをつけたいときなどは、ニラを1束使ってしまってもいいだろう。

我が家のおやきはつなぎに玉子だけを使っていたが、薄力粉を大さじ2程度加える家庭もあるようだ。とはいえ、しっかり錬ればバラバラになることはない。

弱火でじっくり焼き付ければ完成

今回は小ぶりなスキレットを使用したので、タネを3等分して大きめのおやきを焼くことにした。大ぶりのスキレットやフライパンなら、小さなおやきを何枚も焼くのもアリだ。

スキレットを強火で熱し、温まったら火を中〜弱火にしてごま油適量を引く。あとは、タネを平らに広げて焼いていく。火加減によって変わるが、片面につき4分前後焼くイメージだ。

片面が焼けたらフライ返しでひっくり返して、もう片面を同じように焼く。このとき、フライ返しで少しギュッと押すような感じで焼き上げよう。

完成したうどんのおやきがこちら! 塩こしょうでしか味付けしていないので、このまま食べると少し物足りなさを感じる。そこでおすすめなのが焼肉のタレ。

肉々しいおかずに甘辛い焼肉のタレの組み合わせは、まさにビール泥棒。あっさり食べたいときはポン酢をかけてもいいし、タバスコやコチュジャンで辛さを加えるのもおいしそうだ。

スキレットなら高温で焼けるので、表面のうどんカリッと、なかはもちもちという説妙な食感に仕上がるのが強み。これまでフライパンでしか焼いたことがなかったが、これからはスキレット一択にしようと心に誓った。

見た目は地味だが、ひと口食べればスタミナ満点なうどんのおやき。中に入れる具材やつけダレなど、アレンジの幅も広いので挑戦してみてほしい。