揉み込んで焼くだけ。鶏むね肉をしっとり焼くコツはあの調味料!【スキレットで始める男メシ:第36回 鶏むね肉のピカタ】

キャンプの定番道具「スキレット」は、鉄製の厚手のフライパン。本連載では、スキレットを使った手軽に作れる男メシをお教えしよう。第36回は「鶏むね肉のピカタ」を紹介する。

安いけど使い方に悩む…そんな鶏むね肉をおいしく食べよう

鶏むね肉はなんといっても安い。しかも、脂肪分が少ないので、カロリーを意識する人にはありがたい食材だ。最近は鶏むね肉を使ったサラダチキンがブームなので、普段から食べている人も多いのではないだろうか。ビタミンやミネラルも豊富で、アンチエイジングにも効果的らしい。

そんないいとこずくめの鶏むね肉だが、何も考えずに焼くとパサパサになるのが難点。調理方法に気を付けないと、あまりおいしくならないのだ。せっかくの鶏むね肉をおいしく食べるなら、「ピカタ」にして食べてみよう。

「ピカタ」とは、イタリア料理の一種で、肉や魚の薄切りに小麦粉と溶き卵を付けて焼いたもののこと。日本では「ポークピカタ」が一般的だ。作り方は非常に簡単で、ポリ袋を使えば洗い物もほとんどない。

用意したのは下記の材料。

・鶏むね肉 1枚(皮は取る)
・マヨネーズ 大さじ1
・酒 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・玉子 1個
・粉チーズ 大さじ3
・小麦粉 大さじ2
・オリーブオイル 適量

鶏むね肉のパサツキを無くすために欠かせないのが「マヨネーズ」。鶏むね肉にマヨネーズの成分である酢と油が染み込むことで、むね肉の繊維が柔らかくなるそうだ。さらに、マヨネーズは油分で肉の表面をコーティングしてうまみを閉じ込める役割も果たす。

揉み込んで10分経ったらスキレットで焼くだけ

まずは鶏むね肉をそぎ切りにする。こうすることで切り口の表面積が大きくなり、短時間で火が通るだけでなく、味も染み込みやすくなる。食べやすいようひと口大にするといい。

ポリ袋に鶏むね肉、マヨネーズ、酒、塩を入れてよく揉む。全体に行き渡ればOKだ。

続いて、玉子、粉チーズ、小麦粉を加えて、再度よく揉む。粉がダマにならないようにしっかり揉み込もう。揉み込んだら冷蔵庫で10〜15分寝かせる。

寝かせ終えたら、スキレットにオリーブオイルを引いて温め、鶏むね肉を中火で焼いていこう。このとき、オリーブオイルは少し多めに入れて、揚げ焼きにするのが理想。油ハネに気を付けながら両面にこんがり焼き目を付けよう。

ひと口食べると、思った以上にむね肉がしっとり仕上がっていることにびっくり! 少し味が付いているのでそのまま食べてもいいし、お好みでケチャップをかけて食べてもいい。温かいときに食べておいしいのはもちろん、冷めてから食べてもおいしいのがこのピカタの醍醐味。ごはんのおかず、お酒のアテ、お弁当のおかずにもなる万能な「ピカタ」を覚えておいて損はないだろう。