「ごちそう骨付き肉」が30分以内で完成。1人前でも驚きの手軽さ!【スキレットで始める男メシ:第38回 短時間スペアリブ】

キャンプの定番道具「スキレット」は、鉄製の厚手のフライパン。本連載では、スキレットを使った手軽に作れる男メシをお教えしよう。第38回は「短時間スペアリブ」を紹介する。

スペアリブは少量でも思い立ったらすぐ作れる

スペアリブといえば、前日からタレに漬け込んだり、圧力鍋を使ったり、何かと手間がかかる料理のイメージが強い。たまにスーパーで骨付き肉が安売りされているのを目にするが、調理するのが面倒だと思って敬遠していないだろうか?

実は、スキレットを使えばスペアリブはわずか30分以内で完成する。そんな「短時間スペアリブ」の作り方をご紹介しよう。

今回は1人分の食材を用意した。なかなかスペアリブを1人分だけ作るということはしないだろうが、小ぶりなスキレットなら手軽に食べたい分だけ作れるのがいい。

・スペアリブ(豚肉) 250g
・刻みにんにく 大さじ1
【調味液】
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1.5
・料理酒 80ml
・水 40ml
・酢 40ml
・生姜(おろしたもの) 小さじ1/2

表面を焼いたらあとは煮込むだけ

スペアリブを作るにあたって、骨と肉の間に食べやすいように包丁で切り目をつけておくと、タレの味が染み込みやすくなる。もしくは、肉にフォークで穴を開けるという方法も有効だ。

とはいえ、そのひと手間がなくても十分おいしく仕上がる。時間があるときは上記の方法を試すといいが、今回はあえてその手間も省くことにした。

スキレットにスペアリブとにんにくを入れて、肉の表面に焼き目がつくようにまんべんなく焼いていく。このとき、肉から脂が出るのでサラダ油は使わなくていい。

肉の表面がしっかり焼けたら、混ぜ合わせた調味液をスキレットに入れて落し蓋をして弱火〜中火で15分煮る。落し蓋がなければアルミホイルをかぶせて代用しよう。スキレットの場合、ステンレスのフライパンに比べると短時間で高温になるので、あまり火は強くしすぎないほうがいい。また、たまに落し蓋の中身を見て、調味液がなくなっていないかを確認しよう。

15分加熱し終えたら落し蓋を取り、スキレットに残った調味液を絡ませながら5分ほど焼く。もしこのときに調味液がかなり少なくなっているようなら、加熱時間を短くしても構わない。

完成したスペアリブは、30分以内で完成したとは思えないほどの仕上がり! 圧力鍋を使ったときのようなほろほろしたスペアリブとは違い、もう少し噛みごたえのあるワイルドな仕上がりになっているのだが、骨にむしゃぶりつきながら食べる感じがたまらない。肉自体に味はしっかり染み込んでいるので、ごはんのおかずにもぴったり。

短時間で高温になり、ムラなく加熱できるのがスキレットのいいところ。そんなスキレットの良さを存分にいかしたスペアリブで、今夜の晩酌はいつもよりも進んでしまうこと間違いなしだ。