クールなスタイルは伊達じゃない。トライアンフ『スクランブラー1200』はデュアルパーパスバイクの決定版だ!?

今、バイクの中でもホットなカテゴリーといえるのがスクランブラーだ。オンロードでの快適性はもちろん、オフロード走行に対応したカスタムが施されており、デュアルパーパスバイクとして高い利便性を誇っている。加えて、他のカテゴリーにはないパーカーやアウトドアウェアなどのラフなファッションでもマッチするデザインもまた魅力で、そのスタイリッシュさに惹かれるライダーは後を絶たない。

その人気を牽引しているメーカーの一つがトライアンフだ。2019年2月にもエントリーモデルとなるストリート スクランブラーの新型を発表したのは記憶に新しいが、このほど真打となるモデルが登場した。それが『スクランブラー1200』だ。

クラシックな外観と高性能の両立

ボンネビルT120をはじめとするトライアンフの人気シリーズ「モダンクラシック」に位置づけられているだけあり、空冷のようなフィンの付いた水冷二気筒エンジンや、キャブレター状のカバーなど、古き良き時代の意匠を巧みに取り入れて現代的に消化している。各部のアルミ削り出しパーツの質感も相まって、バツグンの高級感だ。

特に注目したいのがオーリンズと共同開発したというリヤサスペンション。クラシックなダブルサスタイプにも関わらず、オフロード性能をアップさせるためにトラベル量を20cmも確保しており、オフロードバイク顔負けの走りが楽しめるようになっている。

ブレーキまわりもハイスペック。スーパースポーツにしか採用されることがないブレンボのラジアルマスターや、モノブロックキャリパーを標準装備。

スタンダードな「XE」とエクストリーム仕様の「XC」

モデル展開は「XE」と「XC」の2種類。エンジンや装備は基本的に同一だが、モデルによってかなり用途が異なる。XEはデュアルパーパスモデルとしてのオン/オフ両面でのバランスを高次元で追求。シート高は84cmと若干高めだが、先端がしぼられたシートとよく動くサスペンションのおかげで身長168cmの筆者でも余裕の足付き性だ。大排気量のオフロードバイクは足つきが気になってなかなか手が出ない、という人にもおススメできる。ただしハイスペックモデルなので、価格は203万1900円と若干お高め。オフロード初心者は『ストリート スクランブラー』からステップアップした方が吉だろう。

逆にXCはそこらのオフロードバイク以上に尖ったエクストリーム仕様。フロントフォーク、リアフォークのトラベル量も25cmにまでアップしており、同社のアドベンチャーモデル『タイガー1200』よりも5cm以上長い。もはやジャンプを多用して走れとでも言わんばかりの設定だ。シート高はXEと同様の84cmだが、サスペンションのトラベルが長いためか足つきが若干悪い。かなり乗り手を選ぶモデルといえそうだ。価格はXEから約14万円アップの217万4100円。オフロードバイク以上の性能とクールなスクランブラースタイルを両立した唯一無二の価値は、価格以上のものがある。

グランピングともマッチする高級感

発表会の会場では、アウトドアブランド「OLD MOUNTAIN」とのコラボによるグランピングシーンの提案も。このマシンが持つ高級感とアクティブなイメージがグランピングとマッチしており、非常にワクワクさせられる演出だった。『スクランブラー1200』なら、いつものキャンプツーリングとはまた違った景色を見せてくれるだろう。

関連サイト

New Scrambler 1200 – トライアンフ