睡眠バンクが破産寸前に!? Apple Watchで睡眠計測をしてみたら…【とれたてApple最旬情報:AutoSleep編】

本連載では、Appleの最新情報を噛み砕いて解説する。第25回はApple Watchで睡眠時間を計測できるアプリ「AutoSleep」がSiriショートカットに対応したらしいので、これを試してみた。

3月に入り、ヘルスケアやフィットネスに関する複数のアプリが「Siriショートカット」に対応したことがAppleのNewsroomにて公表された。Siriショートカット機能とは、要するにいつも使う機能を呼び出すために、Siriに専用のフレーズを覚えさせられるというものだ。今回は数あるアプリの中からApple Watchで使用する「AutoSleep」アプリを選んで試してみた。

「AutoSleep」(360円)は、Apple Watchを利用して睡眠を計測できるアプリだ。利用するには、まずiPhoneのApple Storeからインストールを行い、その後Apple Watchにもアプリをインストールしておく(設定によっては自動で行われる)。初期設定を済ませれば、Apple Watchを腕に巻いて寝るだけで、その日の睡眠状況を確認できる。こうした初期設定は画面指示に従って進めればよいので、さほど難しくはない。

測定できる項目は、睡眠時間や、そのうち良質な睡眠といえる時間、深い睡眠時間、心拍数(睡眠時・起床時ともに)などだ。こうした情報を元に、「今日の快適さ(心拍数から5段階での評価)」や「睡眠バンク(必要な睡眠時間を上回っているか下回っているかがわかる)」などの情報を表示してくれる。起床時にiPhoneを触ると、バナーの通知でその日の睡眠の質を教えてくれる。大体これで大まかな内容は把握できる。

しかし、日中になって、「そういえば今日の睡眠時間どのくらいだろう……」と確認するには、アプリを起動して、内容を細々と確認しなくてはならない。これが意外と面倒だ。

今回のテーマである「Siriショートカット」との連携がここで活きる。Siriのフレーズを登録しておけば、iPhoneやApple Watchで素早いデータの確認が可能だ。

AutoSleepのデータで筆者が一番気になるのは、「睡眠バンク」である。実は、ついつい徹夜を重ねてしまう職業・生活習慣ゆえか、数日試しただけで破産寸前の値が出てしまったのだ(苦笑)。最近では、この借金分を返済すべく、日々睡眠バンクの値を確認するのが楽しみになってきている。

この値を確認できるのは「睡眠時間」の画面だ。この画面を起動するSiriのフレーズを登録したところ、すぐに睡眠バンクの状態をピンポイントで確認できるようになった。Apple Watchを使っているので、腕を持ち上げて口元で設定したフレーズを言うだけで、画面に前の晩の睡眠時間と、現時点での睡眠バンクの値が表示されるようになった。

単発で睡眠時間のログを取ることには、正直言って意味がないと思う。しかし、長期的に「睡眠バンク」という指標で睡眠時間が足りているのか否かを指摘してくれる存在はありがたい。そもそもの生活習慣の乱れが関わってくるので、人によってありがたみを感じる差はあれど、少なくとも自身が睡眠時間を意識するきっかけになると思う。

例えば、アナログの腕時計が好きでApple Watchを日中に使うことがない人や、新しいApple Watchを買ったことで旧モデルが埃をかぶってしまっている人などもいるだろう。夜寝るときに使っていないApple Watchを身につけて、健康管理に活用してみてはいかがだろう。なお、同アプリは、watchOS 3.0以降に対応している。

関連サイト

‎「AutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡します」(App Store)