日本市場上陸も目前!? ベスパのEVスクーター『Vespa Elettrica』の仕様を実車でチェック!

世界最大のバイク見本市「EICMA(ミラノショー)」にて、2016年に発表され話題をさらった『Vespa Elettrica』。洒落たイタリアンスクーターとして不動の地位を築いているベスパ初の電動モデルということもあり、今か今かと発売を待ち望んでいた人も多いことだろう。

すでに欧州では2018年10月から受注を開始しており、先日開催された東京モーターサイクルショー2019ではその市販モデルが展示されていた。実際に目撃した実車から見えてきた仕様を、写真とともに紹介する。

一貫したベスパらしさ

外観は現行モデルを踏襲しており、旧来からのファンとしても違和感なく受け入れられるデザイン。アイデンティティである前輪片持ちサスペンションもそのままで、きちんとベスパの伝統が受け継がれている。

モーターは、本来なら駆動ユニットが搭載されているスペースに搭載。あえてホイールインモーターにせず、原型のデザインを保っていることも、重要なこだわりポイントかもしれない。最高出力は5.4PSで、50cc相当のバイクとしてはかなりパワフル。EVらしい出足の速さも相まって、キビキビした走りが楽しめそうだ。航続距離も100kmとのことで、ちょっとしたツーリングなら十分に耐えうる。

メーターや制御系も進化

メーター部分には4.3インチカラーTFTディスプレイが備えられている。スピードやバッテリー残量、走行可能距離などの主要情報を表示でき、スマートフォンとの接続も可能になる予定だ。

また、進化したポイントは制御系にも。スロットルコントロールにはRide by Wireが採用されていて、走行モード切り替え機能を標準搭載。右グリップのMODEボタンで、ECOとPowerの2つのモードから選択できる。ECOモードは加速を緩やかにし、速度も時速30kmまでに制限することでバッテリーの消費を抑制。一方のパワーモードは、モーターが持つパワーをあますところなく発揮するモードということになる。

伝統のフォルムと現代的な機能の両立が魅力的な『Vespa Elettrica』。アジアでの販売も間もなく開始される予定とのことなので、続報を待つべし。

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Vespa Elettrica