「野菜ジュース」を使えば本格煮込み料理がたった15分で完成!【スキレットで始める男メシ:第40回 簡単ラタトゥイユ】

キャンプの定番道具「スキレット」は、鉄製の厚手のフライパン。本連載では、スキレットを使った手軽に作れる男メシをお教えしよう。第40回は「簡単ラタトゥイユ」を紹介する。

トマト缶の代わりに野菜ジュースを使うだけ

野菜ジュースといえば、手軽に栄養が摂れるのが魅力。何となく健康を意識して飲んでいる人も多いだろう。

そんな野菜ジュースを料理に使ってみようというのが、今回紹介する「簡単ラタトゥイユ」のレシピ。何時間も煮込んだような煮込み料理が短時間で完成する。基本的には野菜ジュースだけで味が完成しているので、味付けは少し塩コショウを加えるだけでOK。今回は煮込み時間を短くするために、火の通りが早い野菜を用意した。

・鶏ささみ 2切れ
・なす 1本
・玉ねぎ 1/4個
・エリンギ 2本
・野菜一日これ一本 100ml(1パックの1/2を使用)
・オリーブオイル 大さじ1/2
・塩コショウ 少々

小ぶりなスキレットを使ったので、今回の分量は1〜2人分といったところ。カロリーを意識して鶏ささみを使ったが、鶏もも肉やブロックベーコンでも構わない。また、使う野菜にも決まりはないので、ここにズッキーニやしめじを加えてもいいだろう。ただし、にんじんを使う場合は火が通るのに時間がかかるので、あらかじめ電子レンジで加熱してから使うのがおすすめ。

炒め終えたら野菜ジュースを加えて15分煮込む

この料理のいいところは、とにかく工程がシンプルなことだ。鶏ささみをひと口大、野菜一式を1.5cm角に切る。できるだけ同じサイズにすることで、火の通りを均一にする狙いがある。

スキレットを温めてオリーブオイルを入れたら、まずは鶏ささみを中火〜弱火で炒める。全体が白くなったら、玉ねぎ、エリンギ、なすの順に加えて加熱する。

このとき、野菜に完全に火を通す必要はなく、少し焼けたかなというくらいで構わない。小ぶりなスキレットの場合は具が山盛りになるので、炒めずに野菜を順番に載せていく感じでOK。

あとは、野菜ジュースを加え、フタをして15分待つ。このときの火加減は弱火にしておこう。火が強いと野菜ジュースが蒸発して具が焦げやすくなるので要注意。最後に塩コショウを加えて味を調節。仕上げにパセリをかけると彩りが良くなる。

完成したラタトゥイユは、野菜ジュースで作ったとは思えないほど濃厚な味わい。ラタトゥイユはトマトの缶詰で作ることが多いが、あらかじめ濃縮されたジュースを使っているので、トマト缶にありがちな水っぽさを感じない。煮込み料理なので鶏ささみもパサついておらず、エリンギのキュッキュッとした食感も心地よい。塩コショウだけのシンプルな味付けだが、お店で出されても違和感のないクオリティに仕上がっている。

野菜ジュースの味が苦手な人も、料理になると抵抗なく食べられるかもしれない。ごはんのおかずとしてはもちろん、ワインをちょい飲みするときのおつまみにもぴったりだ。