漬け込むだけで味付完了。タンドリーチキンには「ヨーグルト」を忘れずに【スキレットで始める男メシ:第42回 タンドリーチキン】

キャンプの定番道具「スキレット」は、鉄製の厚手のフライパン。本連載では、スキレットを使った手軽に作れる男メシをお教えしよう。第42回は「タンドリーチキン」を紹介する。

ヨーグルトを使えば鶏むね肉でも柔らかく仕上がる

代表的なインド料理「タンドリーチキン」は、実は自宅でも簡単に作れるのをご存知だろうか? 焼く前にヨーグルトを使って漬け込んでおくだけで、ジューシーに仕上がる。その理由は、ヨーグルトの「乳酸」が筋繊維をほぐしてくれるから。

漬け込み時間は1時間ほどあれば問題ないが、よりしっとりした仕上がりを目指すなら、ひと晩しっかり漬け込むといい。漬け込んだ状態の鶏肉は1〜2日ほど日持ちするので、作り置きとしても重宝する。

・鶏むね肉 1枚
・塩 小さじ1/2
・コショウ 少々
・プレーンヨーグルト(加糖タイプでもOK) 大さじ2
・カレー粉 大さじ1/2
・ケチャップ 大さじ1/2
・ガラムマサラ 小さじ1/2
・チリパウダー 小さじ1/2
・玉ねぎ(すりおろしたもの) 1/4個分
・にんにく(すりおろしたものかチューブのもの) 小さじ1/2

タンドリーチキンといえば鶏もも肉で作るのが一般的だが、今回はカロリーを抑えるのに鶏むね肉を使用した(お財布にもやさしいし!)。鶏むね肉でもパサつかないのはヨーグルトのおかげ。

漬け込んだ鶏肉を蒸し焼きにするだけ

まずはヨーグルト、カレー粉、ケチャップ、ガラムマサラ、チリパウダー、玉ねぎ、にんにくをよく混ぜる。このとき、まんべんなく混ざるように意識しよう。

次は、鶏むね肉の両面にフォークで穴を開ける。こうすることで味が染み込みやすくなり、柔らかさが増すだけでなく、焼いたときに肉が縮むのを防げるのだ。

あとは大きめのひと口大にカットし、ポリ袋に入れる。同じ袋に先ほどのヨーグルトソースを加えたら、空気を抜いて袋の口を閉じ、しっかり揉み込む。この状態で1時間冷蔵庫に置こう。

浸け込み終えたら、スキレットに分量外のサラダ油を引き、中火にかける。鉄板が温まったら鶏肉を入れ、フタをして弱火で10分焼く。

フタを外して鶏肉をひっくり返すと、ヨーグルトの水分が出てくるのがわかる。あとは中火で5分ほどコロコロ転がして焼き目を付けたら完成!

出来上がったタンドリーチキンは、鶏むね肉とは思えないほどしっとりしていて、スパイシーな味わいが食欲をそそる。

温かいうちに食べるほうが柔らかさを実感できるが、味付けがしっかりしているのでお弁当のおかずにも良さそう。これを千切りキャベツと一緒にトーストで挟んで、タンドリーチキンサンドにするのもいい。

漬け込んだお肉をスキレットで焼くだけなので、普段あまり料理をしない人でも挑戦しやすいはず。好みに合わせて辛さを調節できるのが自家製の強みだ。自分好みのタンドリーチキンを追求してみてはいかがだろうか。