白い木目で個性を出す。『ブライワックス・ライミング・ワックス』で仕上げる|d.STORE

家具のイメージがガラッと変わる

ライミングとは、石灰のこと。無垢の木を使い古した古木のようにエイジングしてくれるブライワックス・シリーズ。その中にあって、他とは少し雰囲気が違うのが、この『ブライワックス・ライミング・ワックス』だ。木の肌に石灰の薄く白い層が載ったような、独特な風合いに仕上げてくれる。

家具の入れ替えは、手間と予算を考えると大仕事になってしまう。そこをなんとかイメチェンしたいときに、『ブライワックス・ライミング・ワックス』は、使い方も簡単で手軽に木や家具の見た目の印象を変えてくれるのでかなり重宝する。

いかにして、木目を味わうか

使い方は、基本的には塗って磨くだけと至ってシンプルだが、いくつかのコツがある。まず、木材の種類によるワックスの向き不向きで言うと、オークなどの環孔材、もしくはウォルナットなどの散孔材と呼ばれる木目がはっきりした木材が向いている。ワックスの性質上、木の表面にある細かな溝にワックスが入り込むため、木目の濃淡によって白さの色合いも変わってくる。木目がより強調されよりかっこいい仕上がりになるのだ。

一方、木目が目立たない木材では、ワックスが表面にやや浮いたような印象の仕上がりになってしまう。それでも、やりようはある。例えばパイン材などは、ワックスを塗る前にワイヤー・ブラシで表面をこすることで、木目を浮き立たせれば、木目を強調することができて効果的に使うことができる。どんな風合いに変化するか、可能であれば目立たない場所や端材で試すといい。

仕上がりに差が出るいくつかのコツ

実際の使い方を順を追って説明したい。まず、塗装する木材の表面の汚れを取り除く。続いては、下地処理。木目に沿って紙ヤスリをかけていく。最初は#180前後の粗めの番手から初めて、#240の細かい番手に変えて行く。こうすることで汚れを取り除くとともに、表面が滑らかになりワックスのノリが良くなるのだ。仕上がりも断然違ってくる。さらに、ワイヤー・ブラシをかけることで、導管と呼ばれる木が水分を通すための組織、つまり木目にワックスが入り込み、色の強弱がはっきりする。

いよいよワックスを塗装する。ペースト状のワックスをウエスに取り、木目に沿って擦り込むように塗っていく。全体に塗り込んだら、今度は塗装面の磨きだ。ウエスで磨いてもいいのだが、固めのブラシやタワシを使ってこすることで、色が定着する。この磨き工程によって仕上がりの良し悪しが出てくるのと、磨きが足りないと色移りしてしまうこともあるので、しっかり磨く! 最後は、きれいな乾いた布でツヤが出るまで磨けば完成だ。

ワックスは、遊びの入り口!?

下地に水性ステインを塗ることで、また違った風合いにすることもできる(写真の左半分はブラックの水性ステインを塗装)。耐久性を持たせるには、上からクリア色のブライワックスを塗るといい。

ワックス作業は、労力をかけずに大きな変化を楽しむことができる。日々、生活するなかで「こうしたらカッコいい」とか、街を歩いていて「あの雰囲気好きだな」というものに出会ったとする。そういうものは、探せばどこかに売っているかもしれない。でも、自分で作るという選択肢だってある。

見た目だけのビンテージを買うぐらいなら、自分の手で出来上がりを想像しながらエイジングをした方が楽しいし、その物に対する愛着だって湧いてくる。それに失敗だって楽しい。失敗することで、はじめて見えてくることはたくさんある。むしろ、失敗によって人は生きた知恵を獲得していくのだ。

『ブライワックス・ライミング・ワックス』は、大人の遊びゴコロを爆発させるための、小さな入り口かもしれない。

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